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オンラインアップデート Ver4.202 最新のアップデート情報とアンカーは1番上に追加、またメニューでは日付の更新をお願いします。 バージョンアップ毎に、新たにページを作成してください。 「数値の調整」の編集について 変更された数値は、とても重要なデータとなります。修正前の数値情報をそのままにしていると利用者が誤解する可能性もあります。 当ページでの数値の詳細を記入された際は、随時他のページの編集または情報提供もお願いいたします。 リプレイ動画作成に関してのご注意 現在ご利用いただいておりますメインユニットでのリプレイ動画作成機能ですが、仕様上、バージョンをまたいでのご利用ができなくなっております。(例:Ver.4.001で動画作成予約をした動画はVer.4.002では動画作成ができません) リプレイ動画作成の際は十分ご注意ください。 リンク更新はこちら Ver4.2 Ver4.209(2019.02.28) Ver4.208(2019.01.31) Ver4.207(2018.12.20) Ver4.206(2018.12.03) Ver4.205(2018.11.08) Ver4.204(2018.10.31) Ver4.203(2018.10.02) Ver4.202(2018.08.30) Ver4.201(2018.07.26) Ver4.200(2018.06.28) Ver4.1 Ver4.105(2018.05.31) Ver4.104(2018.04.26) Ver4.103(2018.03.29) Ver4.102(2018.03.01) Ver4.101(2018.01.31) Ver4.100(2017.12.14) Ver4.0 Ver4.013(2017.11.01) Ver4.012(2017.10.12) Ver4.011(2017.09.21) Ver4.010(2017.08.31) Ver4.009(2017.08.09) Ver4.008(2017.08.03) Ver4.007(2017.07.19) コメント欄 Ver4.202(2018.08.30) ◆参照元:「オンラインアップデートが実施されました[20180830]」 バージョン表記 Ver.4.202 【バージョン表記】 【システムの追加・変更】 使い魔のバランス調整▼下方修正 ▲上方修正 【不具合の修正】 『ロード オブ ヴァーミリオン IV』は、8月30日(木)にオンラインアップデートをおこないました。 アップデート内容は以下のとおりです。 【バージョン表記】 Ver4.202 【システムの追加・変更】 以下の称号を追加しました テーマデッキ称号 絆称号 4種 ※特に強い絆で結ばれている使い魔たちを使用して、一定回数勝利すると獲得できる称号です。ただし、条件となっている使い魔それぞれで一定回数勝利する必要があります。 ※条件となっている使い魔が同時にデッキに入っていても、それぞれのカウントは進みます。 ワーニングエリア 適用リーグをブロンズEからに変更しました。 防衛エリア 適用リーグをブロンズEからに変更しました。 キャンペーン用アイテムの追加 キャンペーン賞品のチャットボイスを追加しました。 ※開催時期は後日告知いたします。 使い魔のバランス調整 ▼下方修正 対象使い魔 変更項目 修正内容 アルテミス トライブサポートD 神族の自使い魔の防御力:+15→+10 オオクニヌシ 国津八千矛神 ダメージカット:-40%→-30% 伏姫神 武装ボーナス 血晶武装時防御力:+50→+40 コノハナチルヒメ 桃花散華 移動速度上昇値:+30%→+20% 太公望 武装ボーナス 血晶武装時防御力:+40→+30 ▲上方修正 対象使い魔 変更項目 修正内容 エルズバーン アタッカブーストAS 攻撃力:+20→+30効果時間:10秒→30秒 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力:+20→+30 風魔小太郎 スピードアップ(召喚) 移動速度:+5%→+10% イリス モーグリスロー 固定ダメージ:10→20 トルフィン 戦鬼の子 アタッカー属性ダメージ:自身の攻撃力の50%→60% リア・ファル 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力:+10→+20血晶武装時防御力:+30→+40 ラファエル マックスHPペースト 最大体力:+50→+100 ダンタリオン 魔幻公爵 攻撃時:攻撃力 +20→+30効果時間:5秒→10秒 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力:+20→+30 クライド ワイドアタック 攻撃角度:100度→130度 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力:+20→+40 バハムート スピードアップ(召喚) 移動速度:+5%→+10% ミーティア 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力:+20→+40 霧亥 重力子放射線射出装置 攻撃速度:+50%→+20% ハデス タワーフォースA(召喚) 周囲にマナタワーがあるとき、攻撃力:+10→+30 タワーフォースA(武装) 周囲にマナタワーがあるとき、攻撃力:+20→+30 ヘカテー 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力:+50→+60 今回のバランス調整は、テーマデッキ称号の入手対象となる使い魔の見直しが中心となっています。 テーマデッキ称号の入手対象であるものの、現環境において活躍させる難易度が高い使い魔たちを主軸に上方修正を行い、称号獲得に向けて様々な使い魔を使用するきっかけになればと考えています。 また、称号獲得を目指した多様なデッキで無理なく戦える環境を整えるため、特にタワー戦において一度有利な状況を作られてしまうと追い返すのが難しい使い魔たちに調整を加えました。神族の防御力アップの要となっているアルテミスや、高い耐久力・生存力を武器に、敵タワーを継続的に攻めることができるオオクニヌシ、伏姫神、コノハナチルヒメ、太公望がその対象となります。 新しい環境と共に、これを機にテーマデッキ称号の獲得もまた新たなモチベーションとして楽しんでいただければと思います。 上記の内容は、8/28(火)19 00~21 00に実施した「公式サポーター飛鳥☆のLoV4配信プレイ!」にても公開いたしました。 配信ページはこちら ⇒ https //www.openrec.tv/user/OVER_The_LORD ●「公式サポーター飛鳥☆のLoV4配信プレイ!」とは? 『ロード オブ ヴァーミリオン IV』をタイトーステーション溝の口店からプレイの様子や解説を行う配信を毎週火曜日に実施中!ゲストにトッププレイヤーや、「目指せヴァーミリオンリーグ!」を掲げる早山可奈子さんをお迎えして、LoV4を楽しむ配信です。 アーカイブはOPENREC.tvやFRESH!などで無料(会員登録も不要)で試聴できます。また、配信は併設のMEGARAGEでも見学可能。飲食可能なスペースですので、ご友人などをお誘いの上、ぜひご来店ください! 【不具合の修正】 全国対戦、演習場などの対人戦を行ったとき、ブロンズリーグEのプレイヤーとタッグを組んでいた場合、試合の戦績が保存されない不具合を修正しました テーマデッキ称号「女教皇の錫杖」の画像で、威太刀が含まれていなかった不具合を修正しました
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ライルちがくね? -- (名無しさん) 2009-04-24 00 54 28 バンシーだけもうコメントまで付いてるwww -- (名無しさん) 2009-04-24 06 44 14 ライル修正しておきました。 -- (名無しさん) 2009-04-24 07 51 01 バンシーのコメント・・・ゆきhいや、まさかな。 -- (名無しさん) 2009-04-24 10 24 48 ヘルの特殊は瀕死で使ってサクリしたときも効果残りますよね? だとしたらタイミングよく使えば以前のサクリオーガ以上の無双モードになることもできるような… -- (名無しさん) 2009-04-24 11 03 35 とりあえずヘルを編集しましたが、コメントなどはよければ追加や編集しちゃってください。 -- (名無しさん) 2009-04-24 11 34 39 ↑↑HPが少ないと、OKやピンダメでサクる前に倒されるから使うタイミングは難しいんじゃない? -- (名無しさん) 2009-04-24 12 38 31 しかも2cぐらいしか効き目がないので厳しい。4cぐらい欲しかったな。 -- (名無しさん) 2009-04-24 13 22 57 フライングヘッドが悟りスペクターのスペックになってるよ。 -- (名無しさん) 2009-04-24 14 22 53 バンシーがアイドルか…そこはヘルじゃねぇの!? -- (名無しさん) 2009-04-24 18 00 25 バンシーがアイドル………だと…。ダンピールやVロードはアイドルじゃないとでも? -- (名無しさん) 2009-04-24 19 37 38 ヘルのスペック見てるとフォーマル思い出す -- (名無しさん) 2009-04-24 20 20 42 ↑次のバージョンで幼女ののったフォーマル先生が -- (名無しさん) 2009-04-24 20 26 26 ライルのコメント自重しろよwww -- (名無しさん) 2009-04-24 22 13 09 ヴルコドラク、スリーピーホロウ編集しました。 特殊技の範囲表現が良く分からなかったから適当に書いちゃいました。 修正お願いします。 -- (名無しさん) 2009-04-24 22 28 17 バンシー編集したものなんですが、アイドルって書いたのはヴァンローさまやダンピール姐はアイドルっていうよりもカッコイイお姐さま的な感じだと個人的には思っているので。決して不死黎明期からいらっしゃる彼女達を貶める意味合いは微塵もございません。むしろヴァンローさまとか大好きなくらいですし~。 -- (名無しさん) 2009-04-24 22 53 40 ↑きめぇwwwww -- (名無しさん) 2009-04-24 23 06 45 ブラックウィドウの特殊技は「範囲内の味方の弱点が一定時間消える」です。 詳しくはわかりませんが・・・ とりあえず今日マチしてぶっ壊れだと思いました。。複数だし、10コスだし。。 -- (名無しさん) 2009-04-24 23 43 44 ↑ん?普通にダメージ食らっちゃうから時間にもよるがバンシーのが普通に使いやすいと思うが…まあ防御高い不死にはいいか… -- (名無しさん) 2009-04-24 23 52 11 弱点付加も消すからこっちも強い。ブラックウィンドウは10コスで闇複数だからスペックはこっちのほうが入れやすい -- (名無しさん) 2009-04-24 23 56 36 ↑ブラックウィドウは不死単よりも混種向けかと。種族関係無しに弱点消せるっぽいし。 -- (名無しさん) 2009-04-24 23 57 39 バンシーならびにスクエニはファントムに謝罪すべき -- (名無しさん) 2009-04-25 12 38 06 まったく、バンシーはセリフ以前にイラストが最高だろうに。 -- (名無しさん) 2009-04-25 14 55 59 どの種族も複数多すぎだろwww -- (名無しさん) 2009-04-25 16 13 35 ポイズンモスの項目追加お願いします -- (名無しさん) 2009-04-25 16 54 53 ポイズンモス、ドラゴンマミー、アルプはここに裏面書いてくれれば編集しますよ -- (名無しさん) 2009-04-25 22 06 01 ↑助かります^^[ポイズンモス] 全長:2.8m 重量:4.5kg 生息域:禁忌の森 産卵数:約2千個 視界:全周囲 憎いもの:毒 -- (名無しさん) 2009-04-25 23 25 38 更新ありがとうございます。ポイズンモスの特殊技効果範囲は「前方横長四角形」大きさはセルケト並かな…(未確認…スマソ;;) -- (名無しさん) 2009-04-25 23 44 37 ポイズンモスの範囲がセルケトなんてとんでもない。複数に対する弱点付与の範囲をさらに自身よりにして直線に変えたような範囲です、しかも範囲の幅は変わらないくせに、居ように横の長さが短くなってます。しかし効果は結構すごいかもベリハパワーズに使ってみたところDEF無視で100確定の模様。自身が死滅しても効果が持続したので、ゲート帰還ぐらいでないと解除できないのかも。ハーピー等のリセット系でどうなるかは未検証です。 -- (名無しさん) 2009-04-26 00 17 03 俺の歌を・・・っておいwwアルプ大丈夫なのか■ewwww -- (名無しさん) 2009-04-26 02 05 35 ポイズンモスの毒はディスペルで消せます -- (名無しさん) 2009-04-26 10 30 32 ポイズンモスの毒は普通に相手を死滅させられることを確認しています(ダメージ床みたいにHP1で効果が止まるわけではない) つまりHP100以下の相手にかければディスペルしない限り確実に死滅させられるということですね~ -- (名無しさん) 2009-04-26 11 48 10 ライルほどコメントが遊んでるのは他にはいまいww -- (名無しさん) 2009-04-26 15 39 20 ポイズンモスの毒はストックプレイスに戻しても、一応HP100減るまでは残るらしい -- (名無しさん) 2009-04-26 21 55 07 体力ミリのヘルが特殊技使ってサクリ→ゲイター、アフロを重ねがけ・・・(*1))ガクブル -- (名無しさん) 2009-04-27 12 00 48 ヘルを最強にするならダメージ床で1にすればいい、そこから特殊、サクリ、リッチ特殊・・・ ここまで一方的なのも置きオーガ以来だろう -- (名無しさん) 2009-04-27 17 27 16 ヘル足遅いけど、超獣に呼んだら面白そうだね。HPミリにして【】カトブレ+自身の効果、ケイロンも付けよう・・・しかしそうなると撃に40か・・・勿体無いな・・・ -- (名無しさん) 2009-04-27 22 17 32 ブラックウィドウのコメントで、超獣にも今回無敵持ちの鹿が追加されていますので、どなたか修正をお願いします。 -- (名無しさん) 2009-04-28 10 31 16 ブラックウィドウの「10の速度でファントムの計略を撃てると考えればどれほど強力か」て色々ツッコミ所が…効果時間が無敵系より短い気もするし -- (名無しさん) 2009-04-28 11 46 43 ヴルコドラグのコメントみて元ネタをググったんだが、死んで吸血鬼となった人狼ってあったから不死で問題ないんじゃない? -- (名無しさん) 2009-04-28 12 45 43 蜘蛛の特殊は1.5c。説明に書いてる通り無敵に近い効果があるのはDEFが高い奴らだけ。後は蜘蛛のスペックと相談すればいい -- (名無しさん) 2009-04-28 14 51 48 アルプの全長については、「すごく…大きいです・・・」って言えばいいのか? -- (名無しさん) 2009-04-28 18 32 40 アルプは私の愛されネクロの救世主となるか… -- (名無しさん) 2009-04-29 00 25 42 蜘蛛のコメだが、同じ事を繰り返し言ってる部分があるな -- (名無しさん) 2009-04-29 01 25 08 蜘蛛のコメの推敲も含め、性能に言及して無いコメを補足して置きました。独断でやりましたが、極力、最初の筆者様のコメントを、あくまで推敲、補足する形でやってあると思います。最初の筆者様が不快に思うようでしたら、修正を加えていただいてもかまいません。よろしくお願いします。 -- (名無しさん) 2009-04-29 01 57 51 「元ネタが不死じゃない」とか「~を出せよと(ry」とかいう記述は必要なのか?後者はただの筆者の趣味趣向の問題な気もするし。 -- (名無しさん) 2009-04-29 02 12 59 スリーピーホロウのコメを丸ごと書き換えました。前の方がよければコメントアウトしてあるので復帰してください。よろしくお願いします。 -- (名無しさん) 2009-04-29 03 44 36 10コス闇が今回初登場っての強調したほうがいいんじゃないかな -- (名無しさん) 2009-04-29 10 35 35 ライルのコメントの不死でのトリプルトラップですが前Verからでもできましたが・・・ -- (名無しさん) 2009-04-29 11 54 29 スリーピーホロウのコメ、10コス闇が初登場という点を追記しました -- (名無しさん) 2009-04-29 14 44 15 変だと思ったなら自分で編集してはどうだろうか…。そんなに難しい作業じゃないし。 -- (名無しさん) 2009-04-29 19 34 46 アルプがマ○ロスのシェ○ルに見えて仕方ない -- (名無しさん) 2009-05-01 07 58 25 アルプの技発動時のセリフがマク○ス7のバ○ラのパロ。 -- (名無しさん) 2009-05-01 20 22 05 こうなると他にも雷獣といいツバーンといい開発側にメカ好きがいるとしか言えんな。 -- (名無しさん) 2009-05-01 20 24 14 計略とか書くなよ,三国志じゃねーんだからw -- (名無しさん) 2009-05-03 14 46 28 ブラックウィドウが特殊技じゃなくて計略になっているのはなぜ? -- (名無しさん) 2009-05-03 17 48 56 つちのこに策略を看破された自由帝を見てると目頭が熱くなる… -- (名無しさん) 2009-05-04 14 01 37 ポイズンモスはダメージ発生するたびに、攻撃された時に発生するHITSTOPが発生する模様。それによる減速効果のほうが期待できると思われ。 -- (名無しさん) 2009-05-05 11 49 55 ポイズンモスって重ねがけできんの? -- (名無しさん) 2009-05-05 23 50 31 ブラックウィドウ修正、更新順序的に、コメントに計略と書いたから特殊技部分を計略に直して抗議したのでしょうねえ・・・。 -- (名無しさん) 2009-05-06 07 38 02 ブラックウィドウって硬化時間何C? -- (名無しさん) 2009-05-06 19 45 23 ↑効果時間だた -- (名無しさん) 2009-05-06 19 45 41 ↑↑ブラックウィドウ、全国最強決定戦で確認した限りでは2Cだった。 -- (名無しさん) 2009-05-09 12 56 24 バンシーはHP400ですよ~ -- (名無しさん) 2009-05-10 05 08 57 ブラックウィドウは1.5Cじゃないですかね -- (名無しさん) 2009-05-10 13 18 25 ブラックウィンドウスキルがあればよかったのに。 -- (名無しさん) 2009-05-14 22 19 48 ↑ブラック「ウィドウ」だ!二度と間違えるな…(例のポーズで -- (名無しさん) 2009-05-14 22 35 47 今日ドラゴンマミーと初めてあたってふいたw -- (名無しさん) 2009-05-17 21 03 30 ヘルは強すぎ・・・ -- (名無しさん) 2009-05-17 22 24 05 フライングヘッドって、頭だけ飛ばせる伝説の種族じゃありませんでしたっけ?なんかに一族絶滅させられたから、復讐に燃えてんじゃなかったかなぁ。 -- (名無しさん) 2009-05-18 21 36 22 鋼鉄ジーグか! -- (名無しさん) 2009-05-24 16 09 14 適当だぜ! -- (名無しさん) 2009-05-25 15 50 13 ところで、弱点無効の効果がある内に弱点付与した場合も、やはり弱点無効が優先されるのでしょうか? -- (名無しさん) 2009-05-25 23 03 17 弱点無効が優先されますよー -- (名無しさん) 2009-05-28 20 07 36 ↑ -- (名無しさん) 2009-06-01 03 36 26 途中送信失礼しました。↑↑ありがとうございます。 -- (名無しさん) 2009-06-01 03 37 05 低コスト帯に闇複数が増えたのは嬉しいけど、闇のピンダメを出してほしかった。範囲ダメが空気だって言われてるのに、範囲ダメが増えたのもこれ如何に。 -- (名無しさん) 2009-06-03 07 47 08 どうでもいいけどライルって鬼助? -- (名無しさん) 2009-06-10 20 05 31 どうでもいいけどライルって中井和哉? -- (名無しさん) 2009-06-15 01 33 32 スペクター、シャドウナイト、【】ゴースト、ゾンビードッグ、アンデッドバタフライ、ポイズンモス・・・シールド修復、ピンダメ、特殊ゲージ上昇、下降、特殊効果無効、状態異常。不死韋駄天おもしろそうだな。 -- (名無しさん) 2009-06-17 09 35 06 ↑w -- (名無しさん) 2009-06-18 16 09 06 ↑↑何がしたいのかわからんwww -- (名無しさん) 2009-06-18 16 40 47 不死での闇ピンは壊れ? 25コストのあの人みたいなパターンだったらありか -- (名無しさん) 2009-06-18 17 56 23 ↑↑↑、↑↑・・・ポイズンモス来たから、不死でも韋駄天組めるようになったね、って・・・。でも韋駄天海にだったらいい勝負・・・わだつみ怖いです。 神に光ピンダメが2体もいるんだから、不死にも闇ピンダメ欲しいと思うんだけどなぁ。 -- (名無しさん) 2009-06-18 18 20 00 不具合かは知らんが、ブラックウィドウで弱点を消している最中に弱点付与を使うと無効化された。 -- (名無しさん) 2009-06-21 02 09 23 ↑いや…普通に考えれば仕様だときずくんじゃないか? 弱点じゃない属性に付与すれば普通に弱点になるでしょ… -- (名無しさん) 2009-06-21 02 40 41 普通は本来の弱点を消している時は別の弱点付与は上書きはできるもんだと思っていたんだが、 「消す」ってだけで「消し続ける」みたいなことは書いてないし・・・ あと俺ライトユーザーなんだ、スマヌ -- (名無しさん) 2009-06-21 12 49 56 『一定時間』って書いてあるから仕様だろう。 日本語ライトユーザーか? -- (名無しさん) 2009-06-22 08 52 37 ↑まぁ、こんな事でいちいち噛みつくなって( A`;) ↑↑別に軽く言っただけだしそこまで謝らんでも、わかって良かったね。 -- (名無しさん) 2009-06-22 10 58 58 光ピンダメでラミアってのが出るらしい・・・見た目的に神族っぽい・・・。もし、神にきたらレナス、クロ、ラミアとか不死使いにはキツいことになりそう。ちなみに不死にはナイトゴーンとかいう、敵全体のHP吸収(範囲ダメで与えたダメージ分自身回復?)が出てくるらしいけど、う〜ん。 -- (名無しさん) 2009-06-26 11 12 13 ↑いや、もしかしたらラミアは魔種かも。見た目ちょっとメデューサと被ってるし。今回はベヒモス撃シヴァ撃【】シーパンサー炎それぞれピンダメが増えたから、不死に闇ピンダメが来てもいいころ。 -- (名無しさん) 2009-06-26 11 26 46 ナイトゴーントは不死だと思ったんだけど、ファミ通では処刑人とアサシンと同じPTだったんだよなぁ。ちなみに属性は雷。 -- (名無しさん) 2009-06-26 14 50 33 ↑ でしたら、恐らく亜人かと・・・ 雷は重装でいいと思うのは僕だけ? -- (名無しさん) 2009-06-30 17 46 50 シヴァはコスト被りとか出典を考えるともしかすると神1コス光ピンかもなぁ 神を捨てる時代がきたのかもなぁ… -- (名無しさん) 2009-06-30 18 45 25 ↑↑いや、たしかクロが公開されたときもPTにバーサーカーいたけど、結局神に来たからまだわかんない。不死は重装とシャドウナイトくらいしか雷で使えるのがいないから、雷で強いのが増えればデッキの幅が広がって、良いと思うんだけどなぁ。 ↑シヴァは撃ピンダメだよ。さすがに、ペガサスブラフマーいてこれ以上撃ピンダメを増やすのは考えにくいから、海が濃厚っぽい。 -- (名無しさん) 2009-06-30 20 20 17 流れ斬鉄剣で悪いんだけど ドラゴンマミーの特殊が咆哮っていうか むしろ臭い息って感じで迫力が無いよな…(需要もないけど) -- (名無しさん) 2009-07-01 02 04 46 ドラゴンマミーがシールド持ちだったら使えたのに。2速でスキル無しって、相当他のスペックが良くないと使えないよね。 -- (名無しさん) 2009-07-01 07 06 54 『不死』って「死んだ奴ら」じゃなくて「死なない奴ら」ですよね。 -- (名無しさん) 2009-07-02 12 43 45 正しくは「死ねない奴ら」かと。 -- (名無しさん) 2009-07-02 13 00 06 「死に場所を与えてもらえない奴ら」がちらほら混じっているが。 -- (名無しさん) 2009-07-02 19 22 53 ナイトゴーント、不死確定。今回追加の使い魔の中でも異彩を放ってる特殊だそうな。 -- (名無しさん) 2009-07-03 09 35 32 やっぱり不死ですか。特殊は相手のHP吸収だから、全体に雷範囲ダメで与えたダメージ分だけ自身回復でいいのかな?重装に代わる海機甲メタになることを期待。 -- (名無しさん) 2009-07-03 11 18 41 奴 は 不 死 で す か ! 嬉しいですね~ あとは詳細が分かればなぁ -- (名無しさん) 2009-07-03 18 56 31 コストは15かな? スキルも気になるわ -- (名無しさん) 2009-07-04 07 39 10 PRダンピールきたあああああああああああああ -- (名無しさん) 2009-07-05 12 10 58 頼むからDFEと書くのをやめてくれ… -- (名無しさん) 2009-08-10 21 05 15 今各所で騒がれてる改悪ってこれか…ヘルの欄間違いすぎ… -- (名無しさん) 2009-08-11 09 07 28 ブラックウィドウって効果時間いくつですか? -- (名無しさん) 2009-08-19 09 36 34
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LoVシミュレータセット LORD of VERMILION Ⅱ 各種シミュレータセット DL pass LoV LoVⅡ用のデッキシミュレータ、簡易戦闘シミュレータ、シミュレータ用の使い魔データベースのセットです。 形式はすべてエクセル形式となっています。 なお、使い方は同封されているマニュアルを参照してください。 4/8 デッキシミュレータの不具合の修正及び一部レイアウトを変更 4/19 デッキシミュレータの不具合修正及び一部レイアウト変更。戦闘シミュレータの不具合の修正 4/24 戦闘シミュレータの機能追加及び一部レイアウト修正。説明書の誤字修正 6/8 戦闘シミュレータの計算式の修正及び一部レイアウトの修正。デッキシミュレータの機能追加。説明書の一部修正。 デッキシミュレートサービス ロード オブ ヴァーミリオン | デッキデータバンク 新旧使い魔検索機能 デッキ作成機能(保存可) 保存されたデッキの検索機能 個々の使い魔にメッセージを送る機能 コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします DLPASS変えたりした?認証されないんだけど・・・ -- (名無しさん) 2010-04-09 15 15 47 ↑2 シミュレータはエクセル形式なので携帯での動作に関しては保証できません。 ↑1 DLパスはLoVでoのみ小文字なので、Oが大文字だと認証されないようです。 -- (名無しさん) 2010-04-09 22 48 56 作者様、説明書に誤字をみつけました。先頭シミュレータという表現があります -- (名無しさん) 2010-04-24 18 10 30 誤字報告ありがとう御座います。修正版をアップしました。 -- (のねつ) 2010-04-24 18 53 23 エクセル入ってないから開けないオワタwwww -- (名無しさん) 2010-05-27 19 24 07 ↑みたいにエクセル持って無い奴は「OpenOffice」でググれ -- (名無しさん) 2010-06-08 10 58 55 パスワードってなに? -- (雑魚) 2010-09-24 16 59 37 各種シュミレータ再うp希望です -- (名無しさん) 2011-03-15 00 08 59 なんか無くなってるんだがww -- (名無しさん) 2011-07-27 15 49 24 シュミレーターなくなってるので再UPお願いします -- (じゅんp) 2011-07-28 20 04 29 名前 コメント すべてのコメントを見る
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SPカード当選情報はこちらに リンク更新はこちら SPカードリストリンク 第1弾~第12弾(SPカードについての詳細はこちら) 第13弾~第23弾 第24弾~ カードリスト 第24弾 2015/10/XX-2015/11/24SPイシュタル SPグレモリー SPヴァルナ 第25弾 2015/11/XX-2015/12/20SP蘆屋道満 『LoVRe3』メインビジュアルポスターA 『LoVRe3』メインビジュアルポスターB 第26弾 2015/12/XX-2016/01/20SPプリマグラフィ~人獣デッキケースイラスト~ SPプリマグラフィ~神族デッキケースイラスト~ SPプリマグラフィ~魔種デッキケースイラスト~ 第27弾 2016/1/XX-2016/02/20SPプリマグラフィ~海種デッキケースイラスト~ SPプリマグラフィ~不死デッキケースイラスト~ VRオオモノヌシ 第28弾 2016/2/XX-2016/3/20SPニール SPアルファ・レネゲイド SP九紋龍史進 第29弾 2016/3/XX-2016/4/20SP潜影の牙蛇 ハザマ SP白金錬金術師 プラチナ 第30弾 2016/4/XX-2016/5/XXSPヴィーラ SPカリオストロ SPシャルロッテ SPダヌア SPナルメア 第31弾 2016/5/XX-2016/6/20SP真紅 SP水銀燈 第32弾 2016/6/XX-2016/7/20SPモルモー SPヘカテー SPエンプーサ 第33弾 2016/XX/XX-2016/8/20SPマルグリッド ver3.5メインビジュアルポスターA ver3.5メインビジュアルポスターB 第34弾 2016/XX/XX-2016/9/20SP源頼朝 SP高坂甚内 SP使い魔イラストプリマグラフィ~アリス、ダークアリス、レッドクィーン~ 第35弾 2016/08/31-2016/10/20SP犬飼現八 SPリータ・パティス 第36弾 2016/09/29-2016/11/20SP伏姫 SPキング・プラウン SPプリマグラフィ~Sword of Round~ 第37弾 2016/10/27-2016/12/20SPアラクシュミー SP~宙天の月姫~ SPプリマグラフィ~水滸封神演武~ 第38弾 2016/11/24-2016/01/20VR朝吹黄金&右手ちゃん SP役小角 SP【闇星】九紋龍史進 SP豹子頭林冲 第39弾 2017/01/20-2017/02/20SPラファエル SPオズマ姫 Stories of VERMILION(コミックマーケット91販売小冊子) 電撃ARCADEゲーム付録SPノア 第40弾 2017/07/13-2017/08/13ロードオブヴァーミリオンRe 3 ULTIMATE TRACKS 第24弾 2015/10/XX-2015/11/24 SPイシュタル SPNo 039 名前 イシュタル イラストレーター keypot カード情報 イシュタル 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 - DATA 身長 1.65[meter] 拝啓、お父様。そちらはお変わりありませんか?私たちがこちらの世界に降り立ってから幾月かが経ちますが、おかげ様でイシュタル共々元気に過ごしています。今回は、たまには戦いを忘れて疲れを癒すように、とのお父様のお勧めに従い、この暖かい常夏の国で姉妹水入らず、束の間の休息を取ることにしました。人間達の間では、こうした体を休める過ごし方を『ばかんす』と言うそうですよ。「姉様ぁ、この『水着』というのはなんだか露出が激しすぎる気がしない? これではすーすーして戦いづらいわ!」イシュタルは初めて触れる文化に戸惑っているようでしたが、南国の海辺ではこれが正装なのだと教えるとすぐに納得してくれました。「なるほど…確かに、あそこにいる男達も肌を露出させているわね。この厳しい日差しの中、まるで自分の肉体を虐めているかのように… でも、『ばかんす』とは人間の休息のはず… 休息の中でも鍛錬を忘れないなんて… ハッ! まさか彼らは…戦士!?」しかし、こうして二人海辺で水着に身を包んでいると、声をかけてくる殿方も数知れず… フフ、女神たる私達の美貌もこういう時には困ったものですね。でも、そんな殿方に、イシュタルは剣を抜き放ち、こう言うのです。「フフ、あなた達は戦士ね。みなまで言わなくてもいいわ。いいでしょう私と剣を… え? 『なんぱ』…ですって? ふむ、聞きなれない響きね。…なるほど、私達と一緒の時間を過ごしたい…と。なら、やることは変わりないわね。剣を取りなさい。戦わずして勝ち取れる愛はないのよ!」…ええ あとは ご想像の通りかと…。そんな訳でお父様。こちらはいつもと何の変わりもありません。本当に、何も…。「たまには休息を」とのお言葉でしたが、イシュタルはともかく私は疲れるばかりですので、『ばかんす』は早めに切り上げようかと思います…。――常夏の国から シャマシュより 体重 52[kg] 最高速度 35[km/h] 司るもの 愛と戦い 戦士とは 絶え間なく鍛え続ける者 戦いとは いつ何時でも受けて立つもの SPグレモリー SPNo 040 名前 グレモリー イラストレーター Hitoto* カード情報 グレモリー 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 - DATA 身長 あら?踏まれたいの? 海ね~、まぁ好きではないかな~。塩水? あれがちょっとね~。当然わたし達くらいの悪魔になると、塩の魔除け効果なんてないんだけどさ。こう…なんていうのかな~、ベトベト感はきっと人間より強いのよね~。水に入りたいならさ、お風呂とか湖で十分じゃない?なのにあの王様っ子ったらさ、本でしか海を知らないもんだから。海はどのくらいしょっぱいんだ~、海はホントに浮くのか~って、わたし達にしつこ~く聞いてくるのよ。もう、海行ってみたいオーラ出しまくっちゃってね。海全然平気なフォカロルくんとか、ウェパルちゃんいれば良かったんだけどね~、今彼ら契約中でいないからさ。こうしてわたし達が連れてくることになっちゃったわけ。あ~あ~、はしゃいでるはしゃいでる。ホ~ントなんだかんだ、み~んなあの子に甘いわよね~。ほら、エリゴスちゃんなんか頑張って一緒に泳いじゃってるし…あ、包帯とれた。だから水着にしなさいっていったのに…。も~海なんて入って何が楽しいんだか… ん~? じゃぁなんで付いて来たのかって? あ~海に来るの自体は好きなのよね~。ほら、あなたみたいな人にも会えるじゃない? ホント今日はついてたな~。おかげでと~っても楽しめてるわよ~。満足満足♡ え? 満足したのなら放してくれって? ウフ、それだけはダ~メ♡海自体は好きじゃないんだけど~、海に来るとあなた達みたいな、いやらしい~目の、ふらち~な人間で遊べるから楽しいのよね♡ ひ~ふ~み~…わぁスゴイ♡ 今日は13人も! ホントあの子、あ~んなにペッタンコ~なのに、何でこんなに悪い虫を呼び寄せるのかしらね~?さ、エハヴ、その人も埋めちゃいましょ。そうそう、波の届くその辺り。あ、鼻は出しといてね♡ ウフフ、潮が満ちるまでに、今日は何人埋められるか~しら♡ 体重 エハヴ~ 踏んじゃって♡ 序列 56番目の公爵 性格 けっこう綺麗好き 自慢 サラサラな赤毛 秘密 泳げない SPヴァルナ SPNo ??? 名前 ヴァルナ イラストレーター エムド カード情報 ヴァルナ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 第25弾 2015/11/XX-2015/12/20 SP蘆屋道満 SPNo 042 名前 蘆屋道満 イラストレーター KeG カード情報 蘆屋道満 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 - DATA 身長 5.1[尺] 式札は僕たち陰陽師にとって大事な武器であり生命線だ。「世界の律令」である「式」を札に書き宿すことで、‟紙”という魂を神へと変じさせる――人麻呂大先生はこうおっしゃってるね。その通り、今あたしが書いてるこれがその「式」を書いた札、陰陽術の基本であるところの「式札」さ。あの晴明なんかは、あたしよりも多くの式を知ってるみたいだね。さすがはあたしの認めた陰陽師だ。何せ彼女は――いや、今は陰陽術の話だったね。せっかく君が陰陽術に興味を示してくれたんだもの。晴明の話はまた今度にするとしよう。とにかく、陰陽術というものはこの式札に始まり、式札に終わる。つまり「式」に秘められた「世界の可能性」を追い求めることが陰陽術の本質であり、その研究者こそがあたしら陰陽師なんだ。あたしの「瘴鬼」もそんな研究の結果が生み出した自慢の式神のひとつさ。そういえば晴明の「天一貴人」、あれもとんでもなく凄い式神だね。天の十二神将の魂魄を式に解してこさえたっていうんだから…あぁ、ごめんごめん。また脱線してしまったよ。おほん。そんなわけで、陰陽師は世界を構成する「五つの気」を合わせて式神を作り操る。木、火、土、金、水――この「五行」の流れ、組み合わせを完全に理解し、自在に操ることができれば、強い式神を生み出すだけでなく、なんだったら神様でさえも従わせることができるんだ。晴明はこの五行の扱いにまったく無駄がない。彼女が天才と呼ばれる所以もそこにあって――おっと…最近どうもいけないなぁ。雑念があると良い式札は作れないからね。いけないいけない。こんなことじゃ、人麻呂先生だけじゃなく、小角先生にまで怒られちゃうよ。基本を疎かにするようでは、あたしの憧れであり、好敵手であり、親友であるところの晴明にも顔向けできやしない………晴明といえば、彼女は今どこにいるんだろう? 風の噂で強い式神を求めて各地へ赴いていると聞いたけれど、きっと来たるべきあたしとの術比べに向けて準備をしてくれてるんだろうね。距離は離れど、あたしたちは通じ合っているから何でもわかるんだ。ああ晴明…晴明に会いたいなぁ。早く会って晴明と楽しく術比べをしたいなぁ。晴明の美しく艶やかな黒髪がぱぁっと広がって、不敵な笑みを浮かべながら式神を繰り出すあの姿をみたいな――――あれ? 式札が晴明風味に……またやっちゃった。困ったことに最近はこんな感じでね、式神をこさえるより、そこらの鬼あくたを捕えて式神にした方が早いんだよねぇ……でも、これはこれで良い出来だ。なんとも良い晴明。飾っておこう。フフ、もういっそ晴明を式神に……あらら、もう紙と墨が切れちゃったか。おーい韋駄天、またひとっ走り、頼まれてくれないかい?とまぁ、そんなわけでさ……えぇと、晴明の何の話だったっけ?~『紅陰陽奇譚』巻ノ陸の閑~ 体重 13[貫] 出身 播磨国 好き 安倍晴明 研究 安倍晴明 趣味 安倍晴明 『LoVRe3』メインビジュアルポスターA SPNo --- 名前 『LoVRe3』メインビジュアルポスターA イラストレーター タイキ グッズ情報 ポスター 必要PP 200 配布枚数 200 備考 『LoVRe3』メインビジュアルポスターB SPNo --- 名前 『LoVRe3』メインビジュアルポスターB イラストレーター タイキ グッズ情報 ポスター 必要PP 200 配布枚数 200 備考 第26弾 2015/12/XX-2016/01/20 SPプリマグラフィ~人獣デッキケースイラスト~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~人獣デッキケースイラスト~ イラストレーター 麻谷知世 グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 SPプリマグラフィ~神族デッキケースイラスト~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~神族デッキケースイラスト~ イラストレーター 煎茶 グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 SPプリマグラフィ~魔種デッキケースイラスト~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~魔種デッキケースイラスト~ イラストレーター 夜汽車 グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 第27弾 2016/1/XX-2016/02/20 SPプリマグラフィ~海種デッキケースイラスト~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~海種デッキケースイラスト~ イラストレーター 匡吉 グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 SPプリマグラフィ~不死デッキケースイラスト~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~不死デッキケースイラスト~ イラストレーター オサム グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 VRオオモノヌシ SPNo ??? 名前 オオモノヌシ イラストレーター Tomatika カード情報 オオモノヌシ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA 身長(人型時) 5.9[尺] 体重(人型時) 16[貫] 以前の生息域 三輪山 現在の生息域 シャクア連国イグニア霊山 愛情 深し 苦手 協調 イラストレーター Tomatika フレーバーテキスト special past episode1◆『蛇神の山』◆「本当に行くんですか? もう二人も帰ってきてないんですよ?」野の街道を行く、長布で顔を覆った二人。赤い長布を首に巻いた、鮮やかな栗毛髪の青年が、大きな荷を背負った黒髪の男の言葉に笑顔で答えます。「なんだよヒイダさん、心配してくれてんのか?」「ええ、まぁ… しかしあなたも変わった人ですね。自ら生贄になろうだなんて」「ヘヘ、喰われちまったらな。でもこっちが勝ったら“討伐”だ 王様はそう言ってたぜ」「いや、そうなんですけどね…」遠くの山々を見ながら、明るく笑う青年。「んでさ、そいつ、どんなやつなんだ?」「はい。なんでもその神様は、百年程前に『御山』に棲みついた異邦の神と伝えられています」「…いほう?」「余所から来たってことですよ。住みついた当初は、ここいらで言うところの『神忌み』…つまり祟りを起こして、周囲に疫病を振りまいていたそうです。そこで、里の者が神として祭り、巫女を献上したところ、祟りが減ったとされてますね。さらに今の巫女様がお仕えして以降は それもぱたりと止んでいたそうなのですが――」「また、祟り始めたってか?」「はい。それも…『大侵攻』が起こった時期と同時に」大侵攻――大陸の東方、ニフリキア地方に位置するここシャクア連国は、西方より突如現れた異形の怪物達の侵略に脅かされていました。「…言い伝えが本当かは知りませんが、実際、今私達もこうして口鼻を覆っていないと、数刻で病に感染してしまう程、ここいらの空気は穢れています」指を立て、スラスラと流れるように話す黒髪の男。「それ故に王は、『御山の神』は怪物共の仲間であり、その神こそが彼らを引き寄せているのでは…と考えたわけです」「あぁ、そういうわけか」栗毛の青年は、今にも雨がふり出しそうな空を見上げました。「…余所もんはつれぇなあ」しかし、黒髪の男は興に乗ってしまったのか、そんな青年の呟きにも気づかない程に、熱を込め話を続けます。「レムギアではレム教を主体とした形無き自然信仰が主流ですが、その神は異形神なのだそうです。十数年前に、嵐と共に御山から西の空へと飛び立つ『龍』の姿を見たという逸話も伝わっていますね。まぁ正直 自分の目で見たわけではないので――」「ハハ、もうわかったよ、ヒイダさん。…てかあんた、ずいぶんと詳しいんだな。その黒髪、あんたもこの国のもんじゃないだろうにさ」急に話の腰を折られ、きょとんとする男。男は恥ずかしそうに黒髪を掻きながら頭を下げました。「すみません、またやってしまいましたね…。えぇ、私も異邦の者です。私はものを覚えるのが得意でして、それを買われてこのお国にお世話になってます。余所者の私がこうして官吏に取り立ててもらえるのも、多部族連国であるシャクアだからなのでしょうね」シャクア連国――この国は、首長部族であるシャクアを筆頭に、ガオ、ナバラ、ヤシュなど、様々な部族、民族が集まって形成されていました。「そういうあなたは ヤシュの出身でしたっけ? 私の記憶が正しければ あなたもヤシュ族では見ない髪の色ですね…それに その片方の瞳…」訝しげにする黒髪の男。少しだけ間をおいて、青年は答えました。「おぅ、珍しいだろ? ヤシュだけど、オレもその『いほう』ってやつなんだ。なんだか『いほう』ばっかだな」ニカッと笑顔を見せる青年。その笑顔につられたように、黒髪の男は考えるのをやめ、軽く微笑みました。「あなたは、良い人なんですね――お、見えてきましたよ」男が指さす先、そこには静謐な空気が漂う、古びた山門が建っていました。「あそこからが『御山』――異邦の神 ナムジ様の神域です」* * * *どことなく緊張した空気の中、二人が山門の前まで行くと、門から覗く林の奥に、白い装束をまとった美しい女が佇んでいました「やあ、ヘキさーん! お迎えご苦労様ですー! 彼がこの間お話しした人ですよー!」女に向け良く通る大きな声で話しかける黒髪の男。林の奥の女は、その声に応えるようにゆっくりと頭を下げました。「あの方がこの山の巫女様です。綺麗な方でしょう? あの長い緑髪に山巫女の正装である朱赤の打掛を合わせれば 美しさもさらに際立つでしょうね。でも伝え聞くところによると、あの方が御山に入ってから、もう三十年以上経っているという話です。これもナムジ様の御利益なんですかね?」クルクルと良く舌を回す黒毛の男をよそに、林の奥の女を見つめる栗毛の青年。女もまた、青年をじっと見つめていました。「さて、私はここでお別れです。ここからは御山の巫女か、目に朱を差したる者――つまり、赤い目をもつ者しか入れない」栗毛の青年の右目――その薄ら光る赤い瞳を見る黒髪の男。「入るとどうなるんだ?」「私は試したことありませんから、本当かはわかりませんけど――なんでも、急な病に冒されて死んでしまうらしいですよ? 巫女とその者以外の入山を、山神であるナムジ様が許さないそうで、これは里とナムジ様の決め事なんだそうです」「ふ~ん」そう言って栗毛の青年は、ひとり門の中に躊躇なく足をふみいれ、立ち止まりました。「ウゥッ!!」胸を押さえて苦しみだす青年。「だ 大丈夫ですか!?」「な~んてな。ホントだ。オレは大丈夫みてぇだわ」おどけて見せる栗毛の青年に、黒髪の男は軽く怒ったようにしつつも、少しだけ悲しそうに語りかけました。「もう一度聞くんですが…本当に行くんですか? 帰ってこられないかもしれませんよ?」「わかってるよ」笑顔を見せる青年に、ため息をつく黒髪の男。「はぁ…あなた、そうやって明るく笑いますが、どことなく影が見えるんですよね… できれば、無事帰ってきて、何があったか教えてくださいね。それを記録して伝えるのが私の仕事なので」「ハハ、影か…するでぇなぁヒイダさん。まぁ、がんばってみるよ。世話んなったな!」栗毛の青年は、そう言って後ろ手を振り、山へと分け入っていきました。* * * *「ようこそおいでくださいました。山巫女のヘキと申します」巫女は、栗毛の青年に頭を下げると、顔を上げ、目を見開きその瞳を覗き込みました。「その…目を見られんのは慣れてっけどさ、そんなに見つめられると… ああ、そうだ オレはヤシュの…」恥ずかしそうにして目をそらす青年に、巫女は「お名前は結構です」と頭を下げ、山を登り始めました。「ついてきてください。ナムジ様の元へご案内いたします」薄く霧がかった山を登る二人。青年が無言で山を登る巫女の背中を見つめていると、突然巫女の澄んだ声が響きました。「…あなたは、なぜこのようなところへ?」突然投げかけられた言葉に、青年は一瞬戸惑った様子を見せましたが、笑顔で答えました。「いろいろあってよ。里に居づらくなっちまって、おん出てきちまったんだ」「……ご家族は、心配なさらないのですか?」「ヘヘ 家族は…もういねぇんだわ」巫女は、一瞬背中をピクリとさせましたが、止まることなく歩き続けます。「…そうですか」再び落ちる沈黙。二人が枝草を踏み歩く音だけが静かに響きます。一度破れて、再び訪れた静寂に耐えかねたのか、今度は栗毛の青年が口を開きました。「なぁ あんたなんでオレを神様んとこ連れてってくれるんだ? 知ってんだろ? オレがさ、神様退治に来たこと」黙したまま青年の前を進む巫女。しかし、暫くすると――「…ナムジ様は 人間ごときが敵うお方ではありません。それより――」そう言って、巫女が立ち止まりました。「あなたこそ なぜナムジ様に挑むのですか?」青年も立ち止まります。「…うん、その里の色々でさ。何やればいいんだかわかんなくなっちまって…誰かの役に立てればなって思ってさ。そん時、王様が赤い目の奴を探してるって聞いたんだわ」「…その為に 命も落としても?」背を見せたまま、青年に半身だけ向け、語りかける巫女。「――そん時ゃ…そん時だろ」巫女の視線を避けるように、目を伏せ答える青年。暫しの静寂――。「――そうですか」そう言って巫女は再び歩き始め、それからの二人は一言も言葉を交わすことなく山を登りました。暫くすると、木々の立ち並ぶ中、突然穴が空いたように開けた空間に出ました。その中心には柔らかな光に照らされた社がひとつ。巫女が立ち止まり、恭しく跪きます。青年は、緊張した面持ちで社の前まで進みました。《ほう… それがヘキの申していた者か…》空間に、姿なく響く声。青年が叫びます。「あんたがナムジ様か? かくれんぼかよ。噂の割にゃあ臆病な神様だな!」突然、青年を襲う衝撃。「フン、ヘキよ。残念だが、どうやらこの小僧は人ではなく、礼儀を知らぬ猿らしい」地面に転がされた青年が声のする方を見上げると、社の屋根の上に、長い銀髪をたなびかせ、顔に朱紋を刺した美しい男が、不満そうな表情で頬杖をついていました。「ケッ、礼儀を知らねぇのはどっちだ。いきなりかましやがって…つーか普通に人間じゃねぇかよ」「人間?ワシがか?」「ああ、二人も人間喰らったバケモンだと聞いてたけどな」「阿呆が、人間なぞ喰うものか。あの“偽物”共ならば 怯え散らして早々に逃げ去ったわ」「…どうだかな。そう言っていきなりガブリ…とかな?」立ち上がり、すらりと短刀をぬく青年。「…こいよ。相手してやんぜ!」いきり立つ青年を見下ろしつつ、片方の眉をつつっと釣り上げた山神はふわっと羽毛のように地面に降り立ちました。「ヘキよ、お主の前だと思い遠慮しておったが、少し仕置きをしてやらねばならんようだ。しかも忌々しい… 猿ごときが、ワシの神色たる赤布など巻きおって…」「申し訳ございません。なにとぞ、お手柔らに…」「…後悔すんなよ!!」獣のような素早さで左右に動き、飛びかかる青年。しかし山神は目を閉じ微動だにせず――。宙より山神に迫る青年の刃――その瞬間、山神が目を見開きました。金色に光る山神の目――突如のしかかる重圧。巨大な何かに押さえつけられた様に、垂直に地面に落ち、身動きできなくなる青年。「ぐぅぅ! なんだ…これ…!?」「どうだ、猿殿?」「ヘヘ…こりゃあ舐めてたかな…里で相手にしてたバケモンとはわけが…ちが…」そのまま青年は、力が抜けたようにがっくりと頭を落としました。「手間をとらせおって。しかし、久しぶりに容易く神力を発せたわ――喜べ、ヘキよ。確かに、こやつは“本物”のようだ…さて」既に意識を失っている青年をつまみあげ、男は語りかけました。「何を勘違いして参ったか知らぬがな、小僧――お前はここで、ワシと暮らすのだ」* * * *目を覚ますと、青年は岩屋の中で寝かされていました。近くには、手当てをする巫女。「…驚いた。回復が早いのですね」青年はきしむ体を無理やり動かし、身を起こします。「ヘキさん…だったよな。あんたが助けてくれたのか?」「…いいえ、ナムジ様の命です」「!? …何でだよ」巫女は、青年の体を拭いた布を絞りながら告げました。「ナムジ様は――あなたに、この山で共に住まうよう仰せです」「…な…冗談じゃねぇぞ!」予想外の言葉に痛みも忘れたか、青年は飛び起きると岩屋から駆け出しました。そして、そのまま一気に林の空間に駆け込むと、社の前に立ち、大声で山神の名を叫びます。しかし、その声に応えるは山に響く木霊ばかり。「クソ! あの野郎どこいった…「神を野郎呼ばわりとは何ごとか猿人間。またワシにやられたいのか?」突然背後から聞こえる山神の声。振り向きざまに短刀を振るう青年――その剣風に乗るようにひらりとかわす山神。「おい クソ神! なんでオレがテメェと暮らさなきゃなんねぇんだよ」「言う必要はないな」「チッ!」山神に迫り、さらに短刀を振るう青年――しかし、その刃は無為に空を斬るばかり。「懲りぬな 猿のほうがもう少し学ぶ。…なるほど、お前は地面に這いつくばるのが上手い。さては…虫か?」「この野郎いい度胸だな… ひとつ聞かせろ。テメェ、ホントに人を喰ってねぇんだろうな?」「そう言っておる」「じゃあ、外の疫病はテメェのせいじゃねぇってのか?」「おい、ひとつではないのか?――あれは、ワシの力だ」「やっぱりかよ!」先程の突進を上回る速さで切り込む青年。しかし、やはりその刃は届かず…。「外の人間がどうなろうとワシは知らん。寧ろワシの力のおかげで、あの忌々しい魔物もこの一帯には近づかんのだ。感謝せよ」そう言うと、山神の瞳が金色に輝き、青年は見えない力で地面に押さえつけられました。「…うるっ…せぇよ!!」しかし青年は体を震わせ、凄まじい重圧に抗い立ち上がろうとします。その右の瞳は、淡い赤光を放っていました。「ほう、少し“力”が出てきたか。だが まだまだだ」抵抗空しく、さらなる重圧に押しつぶされる青年。「ク…ソが……」そのまま気絶した青年の前に立つ山神。「フン、ワシはな、そもそもお前が好かぬ。お前になぞ一片の興味もないわ――全ては ヘキがそう望んだからよ」気づくと、青年は再び岩屋に寝かされていました。青年は動かぬ体を確かめながら、宙を見つめ、傍で塗り薬を練る巫女に尋ねます。「…ヘキさん。オレと暮らすとか…何なんだよあいつ。わけがわからねぇ…」少し間をおいて巫女が答えました。「…ナムジ様は、かつて異界より攫われた同胞を探し、この世界に向かわれたそうです。しかし、悪しき者に阻まれ、同胞が連れ去られたその遥か以前の『時』に飛ばされてしまったのだとか…。そこには当然同胞の方々も、その怨敵すらもおらず、ナムジ様は悲しみに暮れました。さらに、その御神体とこの世界は相性が悪く、ナムジ様は、霊場であるこの御山でしか、御神体を保てなかったのです…」薬道具を置いて青年の方を向き、居住まいを正す巫女。「私達山巫女は、代々そんなナムジ様をお慰めする為に御山に仕えてまいりました。私も数え十の頃から勤めております。怖ろしいところもございますが、ナムジ様はお優しいお方…そんな私が寂しかろうと あなたをここへお呼びになったのです」「わかんねぇな…そんな理由で疫病ばら撒いていい訳ねぇだろが」宙を睨みつける青年。「それに…なんで俺なんだ」「――それは、お前のその目が赤いからだ。赤目虫」見ると、岩屋の戸口に山神が立っていました。「てめぇ…」身を起こそうとする青年。しかし、今度は思うように体を動かすことができませんでした。「余計なことを言うでない、ヘキ」「…申し訳ございません」「フン…赤目虫、今日はもう動けぬか? 傷が治ったらまた来るがいい。次はそのようなつまらぬ疑問が湧かぬ程に痛めつけてくれる」「…ケッ 言われなくてもってやつだぜ クソ神」山神は、強く向けられた青年の視線をフンと鼻で弾くと、そのまま夜闇の中へと消えていきました。* * * *その日から、青年は幾度となく山神に挑み、その度に敗れては巫女に手当てされる…そんな日々が続きました。ある日の夜、いつものように傷ついた青年が横たわる傍ら、巫女は、青年の赤い長布をじっと手に取り眺めていました。「…それな、里のもんに海で拾われた時、赤ん坊のオレがくるまってたんだと」ハッとする巫女。「起きていたのですか?」「あぁ、また負けちまったよ」「…そのようですね」巫女はそっと長布を置き、軟膏の準備を始めました。「毎度世話かけて悪ぃな。…あの野郎、いったいどうすりゃ… ヘキさん、あんたもなんであんな性格の悪い神様なんかに仕えてんだよ」「ナムジ様は…命の恩人ですから」「恩人?」「はい。でも、フフ…確かに、ナムジ様は少し童のように意地悪なところがありますね」暗い岩屋の中、仄かに揺れる蝋燭の淡い光――その中で、巫女が初めて見せる美しい笑顔――その笑顔に、青年はなんだか体が熱くなる感じがして目を伏せました。ふと訪れた、そんな温かな空気の中、巫女は改めて青年に向き直り、かしこまって告げます。「あなたに…お願いがあるのです…」「…願い?」「はい。ナムジ様を…御山から連れ出してほしいのです」「!? なんでオレが…」巫女は淡々と語り始めました。「口でああは言っても、ナムジ様はあなたを気に入られている御様子。長くお仕えしておりますが あのように楽しそうなナムジ様は初めて見ました…」「そして、あなたの赤い眼の力…あなたのお傍ならば、あの方は山の外でも神力を発揮し、御神体を保てるはず… ナムジ様はそれを知っていて、かつてより『目に朱を差したる者』を探しておられたに違いありません…」神妙な面持ちでありながら、次第に熱を帯びる巫女の口調。「それともうひとつ… 官吏様から聞きました――西方より化け物を引き連れ現れた者もまた、“赤い眼の皇”であると。おそらく、その者こそがナムジさまの同胞を攫った者…この地で百年待ち、やっと姿を現した怨敵なのです。きっとナムジ様は、そのことに気づいておられます… そして、一刻も早く同胞をお救いに行かれたいはず――それなのに、何も気にされていない風を装い、私などを化け物達から守る為と、祟りを流して山に留まっておられるのです。あんなに…遠い目をなさって――」語り終えると共に――なにとぞ、と地に頭をつく巫女。ひと通り話を聞き、暫く唖然としていた青年は――「チッ、やりにくいったらねぇなぁ…」――そう言って、目を伏せ、頭を掻きながら立ち上がりました。夜――社の上で、銀髪をたなびかせ月を眺める山神。しかし、その目は月ではない、何か他のものを見ているようで――ふと、その口が動きました。「無粋よな、このような美しい夜に。だが、虫は夜に動く…せんなきことか」見ると、社の下に青年が立っていました。「戦いに来たんじゃねぇよ…ヘキさんから聞いた――疫病… ヘキさんを守る為ってどういうことだよ」「ヘキめ、また余計なことを…」山神はひらりと屋根から降りると、青年と対峙しました。「如何にも。お前のことも、疫病も、全てはヘキの為――ワシは、ヘキを愛しておるからの」「ならよ… なんであの人は いつも笑ってないんだ」青年の真剣な眼差しをかわすように背を向ける山神。「やはり…虫よな。世の道理すら推し量れぬ――ヘキに、ワシを山より連れ出せとでも言われたか?」無言で山神に目を向ける青年。「…お前もワシを殺すと言っておったが、ワシが死んでも、ワシがここを離れても――ヘキは死ぬ」「…!?」二人を照らす蒼い月光――「アレはな もう死んでおるのだ…それを ワシが生かしておる」再び月を見上げ、そう告げる山神――しかし、月明かりに照らされたその表情は苦しみに満ちていて――「確かに、祟りを止めたくば、ワシを屠るかこの山より追い出すしかなかろう。…しかし、そうすればヘキは死ぬ。そして、ヘキはこの山でしか生きていけぬ――山からは出れぬのだ」再び社の屋根へと飛び上がった山神は、青年を見下ろして告げました。「お前も、少しはヘキに情が芽生えていることだろう。どうする? ワシはヘキが大事だ。周りの人間など知ったことではない。考えるが良い――ワシはヘキが寂しかろうと思いお前を受け入れた。しかし、お前がヘキの心を惑わすならば――生かしておく理由もないな」いつになく冷たく響く山神の言葉に、固唾をのむ青年。「心を決めよ。明日、相手してやろう」そう言って、山神は夜月の中へと溶け込んでいきました。「――畜生… ここでもかよ」拳を握り、首を垂れて立ち尽くす青年。その側に、林の中からそっと近づく巫女の姿。「ごめんなさい。私のせいで…」「…見てたのかよ――いいさ。やっぱよ、結局オレはこういうのから逃げられねぇんだ…」「逃げる…?」「言ったろ? オレはさ…里から逃げてきたんだよ」青年は、巫女に背を向け語ります。「…大事な奴がいてさ、里のみんなを裏切ってそいつを守るか、そいつを裏切って里のみんなを守るか…どっちか選ばなきゃいけなくなった。わけわかんなくなって、結局はどっちも裏切っちまった…」「――また一緒だ。あんたか、疫病に苦しむ人たちか…」「…その里でのこと、今ではどう思ってるんですか?」「今でもわかんねェよ。どうすればよかったかなんて…」「…そうですか」巫女は、そんな青年の背中に、真っ直ぐな視線を向けて言いました。「…事情はわかりません。勝手を言っているとも思います――しかし、あなたが裏切った結果、裏切られたその者達は、果たして幸せだったのでしょうか――あなたが…その答えを見つけた時、あなたも、ナムジ様も、前へと進めるのかもしれません。…そして、私も…」青年は、巫女の言葉を反芻し、山神が消えた月を見上げました。「そうだな… オレは…」* * * *青年は強い意志を秘めた目で、山神と対峙していました。「虫にしてはいい面構えだ。心は決まったようだな」「決まんねぇよ」山神の問いに、吐き捨てるように答える青年。「なに?」「つうかよ、どっちかとか無理だろ… だから――とりあえずテメェを締めて、オレに従わせてから考えることにした」ニヤリと笑う青年。その目に迷いは無く、瞳はギラギラと輝いていました。「クク… ハハハ! お前が? このワシを従える? 虫も言葉を話せば冗談も言えるか――そのような浅い考えで…どうにかなると思うなよ小虫!!」山神の怒気が響きわたると共に、天に風と黒雲が渦巻き、雷鳴が轟きました。逆巻く嵐雨の中、山神の姿が膨れ上がり、巨大な何かへと姿を変えていきます。その姿は――巨大な白い大蛇。青年は、顔を打つ激しい雨に目をつぶることなく、しっかと大蛇を見据え短刀を構えます。その右目は爛々と赤光を放ち燃え盛っていました。雷光をまとい、青年に襲いかかる巨体――かわす青年。かわしざまの青年の一振りが、いとも容易く巨木を切り倒します。《お前…その力――だいぶに目覚めたようだな》距離をとり、睨み合う青年と大蛇。「おやめください!!」嵐の中響く叫び声――見ると、社に巫女が立っていました。その手には、風にたなびく、朱色の打掛が――それを目にした瞬間、大蛇の動きが止まりました。《ヘキ… 何をするつもりだ》「ナムジ様、ありがとうございます。私の為にここまでしてくださって… それに、あなたも今度は逃げず、戦うことを選んでくれたのですね――ならば、私も逃げずに応えなければなりません」「ヘキさん…」何が起こっているのか――戸惑う青年。巫女は、優しげな目を青年に向け、全て任せるように、とでもいう風にうなずきました。「ナムジ様。…あの嵐の夜、あなた様に助けて頂いた恩に、このような形でしか報いられぬこと、お許しください」そう言って、打掛にそっと刃をあてる巫女。《やめろ ヘキ! “それ”を傷つけては…!!》「もう、良いのです… ナムジ様は十分良くしてくださいました。私は既に死したる身。これ以上、神たるあなた様が、私などの為に自然の摂理に逆らってはなりませぬ。それに――」巫女は、熱い眼差しを青年に向けました。「あなた様は 最後に こんなに素敵な思い出をくださりました」《ヘキ… ワシは…そのようなつもりで…》「ナムジ様 ヘキはもう逝きます。想いのたけ、使命を果たされませ」巫女を止めようと社へ首を伸ばす大蛇。しかし、巫女は、首が届くより早く、手に持った刃で一気に打掛を引き裂きました。《ヘキ……!》崩れ落ちる巫女――。「オイ! 神様よ、何だってんだ!!」《クッ……あの打掛は、ヘキの憑代だ…。ヘキが本当に生きておった頃身に着けておった、ワシと、この山と、ヘキとを結ぶもの…。そのいずれが欠けても、反魂の法を保つことはできぬ…》「クソッ!」社に駆け寄り、巫女を抱き起こす青年。しかしその体は羽のように軽く、青い光を発しポロポロと崩れようとしていました。「ヘキさん!」青年の呼びかけに薄く目を開き、その頬に触れる巫女。「ありがとう… あなたにあえて本当に嬉しかった… 怖くて、ずっと聞けなかったのだけれど… 最後に…名前を教えてくれる?」「スキピオ… 海の部族、ヤシュのスキピオ・クロロだ」「そう…見た目通り、元気そうで温かい名前ね。きっとその名を付けてくれた方も、とても温かい方だったのでしょうね」巫女は、すでに定まらぬ視点で二人に語りかけました。「スキピオ、思うがまま、真っ直ぐに生きなさい… ナムジ様、あなたと過ごせて、楽しゅうございました…」そう言って、巫女は光となって消えました。先程まで抱きとめていた体の感覚が全く無くなり、呆然とする青年――無言で天を仰ぐ大蛇――気づくと、暗雲は晴れ、残された二人を柔らかな光が包んでいました。暫くして、青年が口を開きました。「おい、クソ神… 振られてしょんぼりしてるとこ悪いがよ、どういうことか説明しな」《フン 振られてなどおらぬわ……所詮は横恋慕よ》「…横恋慕?」《…ヘキは、幼き頃よりワシに仕え、ワシもアレを気に入っておった。この地で途方に暮れていたワシは、ヘキがおる時にだけ、この荒御霊を抑えることができた…》ふと、青年の横に立つ気配――気づくと、青年の傍らには人の姿に戻った山神が。「しかし、いつしかアレも年頃になり、里に訪れた旅の者と恋に落ち、夫婦となり、子を産んだ」そのまま、跪いて落ちた打掛を拾い上げる山神。「ヘキは海を渡り、夫の故郷へ行くと言った。人の命は短い。ワシが繋ぎ止めるわけにはいかんと思った――しかし、そうするべきだった…」山神の打掛を見る目に浮かぶ苦悶――「旅立ちの夜、ヘキの乗った船が嵐に見舞われた。ワシはここからそれを視ておったが、ワシはこの山から出ることが叶わん。しかしその時、海より赤い光が差し、ワシに神力が流れ込んできたのだ。ワシはすぐさま海へと飛んだ。だが、時すでに遅く、夫は死に、赤子もどこぞへと流されてしまっておった。ワシは瀕死のヘキを救い上げ山へと連れ帰ったが、間に合わず、無理やり反魂の法でヘキの魂をこの世に繋ぎ止めたのだ…」山神は青年に背を向け、打掛を抱きしめて言いました。「ヘキの産んだ赤子は、右の眼が赤かった。そしてお前の長布…それは山巫女の打掛の帯紐だ――わかったか? だから、ワシはお前が好かぬ」「そっか…」青年は顔が見えないように下を向き――「もっと 話せばよかったな…」首に巻いた赤色の長布を握りしめ、顔を埋めました。* * * *「よしっと。まぁ、こんなもんだろ!」社の前にできた、小さな塚の前に立つ青年。それを社の屋根から頬杖をついて不満そうに見下ろす山神。「…まったくわからん。ヘキとワシの思い出の品だというに、なぜ埋めるのだ」「うるせぇな、人間はこうすんのがいいんだよ。 …んで、どうすんだよ?」「…そうさな、ヘキの最後の頼みだ。気に食わぬが…お前と契約し外へと出るとしよう」「契約?」「ああ、お前の力は…まぁ良い。契約すれば道すがら教える。して、お前はどうなんだ?」「…いいぜ。ヘキさんにあんたの面倒みろって頼まれたしな」「…なっ、面倒… お前はいちいち… クッ、致し方ない。ではワシの真の名を教えよう」「あ? ナムジじゃねぇのかよ?」「フン、それはワシの『半身』のふたつ名だ。このような勝手の知らぬ世界で、おいそれと真名など明かせるものか。さあ心に刻め。ワシの名は、三輪の明神――」* * * *「やぁやぁ、良かった! ホントに生きて帰ってきた! どうでしたか? ナムジ様には会えました? それと昨日の嵐――」数日間、山門の前で野宿をし、一日千秋の思いで栗毛の青年の帰りを待っていた黒髪の男は、伸び放題の髭を押し付けて喜びました。「わかったわかった。焦んなってヒイダさん、今話すからよ!」興奮した黒髪の男の質問攻めにあいつつも、何とか一昼夜かけてことの次第を語り終える青年。全てを書き留めた男は、満足したように筆を置きました。「なるほど… よくわかりました」「あれ? あんまり驚かねぇんだな」「ええ、私は、いろいろ観て聴いて、記録し続けてきましたからね。このくらいは…さてと」聴くことを聴けば用は無しとでも言う風に、いそいそと野営具を片付け始める黒髪の男。それを座ってのんびりと眺める栗毛の青年。「なんだか忙しいんだな、ヒイダさん」「えぇ、やることがいっぱい…っと。あなたは、これからどうするんです?」「そうだな。疫病収まったし、まずはシャクアの王様んとこに褒賞もらいにいくかな。あとは決めてねぇや」「なら、南のドナに行ってみるのはいかがですか? あなたみたいな力を持った人が集まって、何かを始めようとしてるって噂があるんです」「へ~、考えてみるよ」あっという間に巨大な荷物をまとめた黒髪の男は、よっこらせと声をかけて荷を背負い、ふらふらと立ち上がりました。「とにかく、御山の神様がいなくなって疫病が消えた結果、このあたりにも怪物がくる、というのは一大事です。急いで都に知らせないと。それでは…」背を向ける黒髪の男に、何か思いついたような栗毛の青年が声をかけます。「そうだ、ヒイダさん。今回のこと本にする時さ、ちょっとかっこよく書いといてくれよ」「う~ん…どうでしょう? 王命に逆らうことも多かったですし… はい。まぁ、適当に脚色しときます」「適当って… 頼んどいてなんだけど、いいのかよそんなんで」「こういうのは、真実半分、作り話半分くらいが面白いんですよ。後世の研究者たちにとってもね。真実の記録ってのは全てを書けば改ざんされる。だからうま~く包んで、埋もれない程度に隠すんです。その薄皮を上手くめくれば、隠された真実が見えてくる…ってな具合です」「ふ~ん、そんなもんかね」「しかし、お話を聞くだに、あなたとナムジ様は不思議な関係ですね… いつ物別れしてもおかしくない… けど信頼し合ってる感もある… 私が書くのはあくまで記録であり物語ではないのですが、しかしこりゃあ何と書いたものか… まぁ精々英雄譚らしく――」「…ヒイダさん、行かなくていいのかよ」「あぁ! すみません、またやってしまいました…どうぞあなたもお元気で!」「あぁ、ヒイダさんもな」バタバタと大荷物を背負って走り去る黒髪の男。それを見送る青年。ふと、男が足を止めて振り返り、良く通る大きな声で叫びました。「あー、そうそう! あなた、なくなりましたねー、影! それと、私はヒイダではなくて、ヒエダですー! ヒ エ ダ の ア…」「わかったって! 早く行きなよヒイダさん!!」笑顔で手をふる栗毛の青年に、黒髪の男は遠くでちょこんと頭を下げて走り去りました。ホント、忙しい人だな――そう言って、笑う青年に、宙から語りかける声。《海の子スキピオよ あの者… この世界のものではないな》「あ~、そういやなんか『いほう』の人だって言ってたな… それよかテメぇ、何だよその『海の子』ってのは」《お前はワシの中で、猿以上にはなったが、ヘキと同じ人間と認識するまでは程遠い。海の部族の子なら、『海の子』ぐらいで丁度よかろう?》「はぁ? めんどくせぇやつだな」そう言うと、栗毛髪の青年は山門を振り返り、首に巻いていた赤い長布をしっかりと頭に結びつけました。「…ったくよ、んじゃあ行くか… オラ! いくぞ、“オ オ モ ノ ヌ シ”!」《なっ! 契約したとはいえ、『海の子』風情がワシの神名をそう軽々しく呼ぶなど…》青年は、そんな山神の声を盛大に笑い飛ばし、太陽のような笑顔で歩みだしました。――finspecial past episode2◆紅蓮古事記・異聞『緑の山巫女』◆ 第28弾 2016/2/XX-2016/2/20 SPニール SPNo ??? 名前 ニール イラストレーター 沙汰 カード情報 ニール 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA 身長 1.80[meter] 体重 75[kg] 出身 聖堂都市神聖孤児院 現在の場所 レムギア 現在の相棒 ボルボザ 現在の敵 愛すべき家族 イラストレーター 沙汰 フレーバーテキスト 陰鬱とした曇り空の下、僅かに火を燻らせながら広がる真新しい廃墟。そこに、薄青い髪に細面、眼鏡をかけた青年が、累々と積み重なった瓦礫に腰を掛け、しかめ面で地面に描いた文様を見つめている。「う〜ん、おかしいな…。あ! そうかそうか、僕としたことがーーこうだね」青年は一人つぶやくと、一転して晴れやかな顔になり、さも楽しそうに小枝で砂をこすり文様を書き直す。「…どうかな?」すると、地面の文様が橙色に光って空中に浮かび上がり、木々が枝葉を高速で伸ばしていくかのように広がりながら、大きな球体を構築していく。「ハハ、いいぞいいぞ!」子供のような瞳で笑う青年の前で、球体は周囲の空間を吸い込むようにぐにゃりと歪み、収縮した後、バリンと弾けて何か大きなものを吐き出した。球体からドシャリと落ちたそれは、二人の人間だった。一人は白銀の鎧をまとった長髪の騎士。もう一人は無骨な戰棍と円盾を手にし、真っ直ぐに髪を整えた僧兵。「アハハ! ほらね、やっぱりそうだった。成功成功」手を叩いて喜ぶ青年。騎士は頭を振りつつ顔を上げると、青年を視界に収めたと同時に立ち上がり、舌打ち宜しく大剣を抜き構えた。しかし僧兵が即座にそれを制し、居住まいを正して青年に語りかける。「…失礼。あなたが、女神の言われた“センドウ”ですかな?」青年は、僧兵の問いかけに、目をパチクリとさせながら首を捻ると、一人何かに合点がいったように笑顔でうなづいた。「せんどう…あぁ“船頭”ね。その通り。僕は敵ではないよ。ようこそ異世界へ。どうだった? 僕の“図形”の乗り心地は?」「…なんのことやらだな。あんたは誰だ?」微動だにすることなく青年に向けられた切っ先が、油断はしないという強固な意思を示す。「僕はね、アルキメデス。僕も女神様に頼まれてさ。君の先生…マグスさんといったかな?ーーと“通信”して君たちを呼び寄せたんだ。彼、なかなか大したものだね。空気振動の時空転送法を独自に見つけ出すなんてさ。いや、誰かに聞いたといったかな? とにかくだ、受け手に僕がいるとしても、生体が時と次元を超える方法を他者が実行ーー」「おいまて。マグスって…あのマグス先生か…?」騎士に言葉を遮られ、少し不満そうな顔をする青年。「どのマグス先生か、とか、君達を何故ここに呼ばなけりゃならなかったか、なんてのは知らないよ、僕は。でも、女神様から『赤き石』の真理に近づく方法を聞けたからね。これくらいはお安い御用さ」そうか、先生がーー騎士はそうつぶやくと、剣をおろし、曇天を見上げた。その顔にぽつりぽつりと冷たい滴が落ちる。「あぁ、とうとう降ってきた。僕の図形が完成した後で良かったよ。じゃあね」そう言って降り出した雨を避けるように、その場から去ろうとする青年。その背中に騎士が声をかける。「おい、あの金の職棒持った“フクロウの女神”が言ったことーー本当に、“あいつ”はこの世界にいるのか?」「フクロウ? …ふーん、その女神様、僕の会った方とは違うようだね。僕が会った方は、フクロウというよりは、暗黒大陸の巨鳥骨格に似た鋳像に乗っていたよ。あの標本は確か、アレクサンドリアで見たんだっけ…。何にせよ、だ。ソフォクレス先生曰く『人間は、神々によって与えられたる運命を忍ばねばならず』さ。全て致し方無し。つまり、この瓦礫散らばる舞台は、超常なる方々の意思に従い、君の言う“あいつ”により整えられて既に開演している。だからーー」青年がやけに大仰なそぶりで背後の瓦礫の山を指し示した。「ーー彼は、すぐそこにいる」青年の言葉を聞いた騎士は、ゆっくりと息を吐き、目を閉じた。「そうかよ。世話んなったな。先生に宜しく伝えといてくれ」「是非にも」ニコリと笑い、手首を軽く振って騎士と僧兵を見送る青年。二人は瓦礫の前に歩を進めた。「これをあいつがな…」騎士はうず高く積み重なった瓦礫を見つめ、かつて自分が犯した“罪”に想いを馳せる。「似た者どうし、ということですかな?」騎士の心を見透かしたような僧兵の言葉に、騎士が口の端をゆがませる。「あいつの方が男前だと思っていたがよ、そうだったのかもな」「ならば大丈夫ですな。あなたはこうして戻ってこられた。彼もきっと…」「…よせよおっさん、涙出ちまうだろ」騎士は瓦礫の目の前で足を止める。「オレはあいつを殺したくねぇ。けど、あいつにオレを殺させるわけにもいかねぇ…。だからよおっさん、『ビショップ』のあんたの力が必要なんだ…頼んだぜ」「わかっておりますとも。まかせておきなさい」そう言うと、僧兵はぐぅっと鼻息荒く戰棍を振りかぶり、爆発でも起きたかのような一撃を瓦礫の山に叩き込んだ。巨大な瓦礫が爆散し、一瞬にして塵と化す。もうもうと立ち込める砂煙。そこに、降り出した雨が燻り火に当たり、立ち昇らせた水蒸気と合わさって更に視界を曇らせてゆく。ふと、空気が揺れた。ガキィィィン!ーー反射的に騎士が立てた刀身が、不意に撃ち込まれた黒い斬撃に打ち震える。剣を構えなおす間もなく、矢継ぎ早に撃ち込まれる斬撃。「ホーーーリィィィ ライトォォォォーー!」僧兵の叫びと共に現れた輝く障壁が、無数の斬撃を一気に跳ね返す。これでひとまず態勢をーー「ぐふぉあっ…!!!」なぜか、背中から衝撃を受けて吹き飛んだのは僧兵。いつの間に回り込まれたのかーー更なる黒い斬撃が倒れた僧兵に迫る。「おっさん!」騎士が僧兵を庇い、その体で斬撃を受ける。雨に混じり廃墟に舞う赤霧。「キュアアアアア ライトオオオオ!!」這いつくばる僧兵の戦棍から燐光が瞬き、騎士の傷を瞬時に癒す。「こりゃあ、きっついな… 悪ぃなおっさん」「いえいえ、しかし、なかなかにやり手です」「…だな」騎士は紅色の大剣を構えなおし、立ちこめる煙に身を隠す敵に呼びかける。「おい、不意打ちとかよぉ、それでも聖騎士かぁ!?」次第に雨脚が強まり、地に吸い込まれるように立ちこめていた煙が薄らいでいく。騎士が顔を向けた先ーーそこには気炎を上げ、荒く息を吐く黒い影が立っていた。影は言葉なく騎士を見つめ、騎士もまた影を見つめ返す。その目には、喜びとも悲しみともつかない僅かな光が滲んでいたかーー騎士はゆっくりと、大きく息を吸い込み、しっかりとした口調で告げた。「やっと会えたな。 待ってろ、今、兄ちゃんが助けてやる」 SPアルファ・レネゲイド SPNo ??? 名前 アルファ・レネゲイド イラストレーター 沙汰 カード情報 link_anchor plugin error idが指定されていないか、存在しないページを指定しています。 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA 身長 1.80[meter] 体重 71[kg] 装備 ダークメタル 武器 ソウルスラッシュ 体組織 魔械細胞 現在の所属 『教会』 イラストレーター 沙汰 フレーバーテキスト 焼け跡が燻る、まだ生まれたばかりの真新しい廃墟に男の声が木霊する。「あ~壊した壊した! はい、もうお終い! ドードードーだぜ!」頭巾をかぶり、体中に紋様を掘り込んだ男が両手を突き出して、さらに破壊を続けようとする魔人を制止し、その「胸に刺さった魔剣」を引きぬく。すると魔人は、紫煙と共に黒い甲冑をまとった騎士へと姿を変える。「はい、戻りましたよっと…ったく、オメェは面倒くせぇったらありゃしねぇ!」そう言って、男が手にした魔剣を思いきり騎士に投げつけるが、騎士はこともなげにそれを受け取る。「ふぅ…まぁいいわ。…しっかしよぉ、パラケルススの旦那にも困ったもんだぜ。なーんで教えちまうかなぁ。奴はあっち側の人間だつったろうがよ。ホント、天才なんだか馬鹿なんだか…」頭巾の男は一人ぼやき続けるが、騎士の方にまったく返事をする素振りはない。「はぁ… あんなん使徒にすんじゃなかったわ。なぁ、オメェもそう思うだろ? そんなわけでよ、マグスとかいうオメェの先生様が、オメェを助けたくって助けたくってお願いたまら~んってな感じらしくてな、旦那が教えちまった“転送法”で、オメェ宛の大荷物を“ここ”に送ってくんだと。ったく迷惑な話だよな?」「……」男の言葉に、騎士は僅か気づかぬ程に体を揺らしたが、やはり返事をすることはなかった。終始無言な騎士を気にすることなく、頭巾の男は彼の肩をポンポンと叩いて話し続ける。「いや、オメェには同情してんだぜ? せっかくぜーんぶ吹っ切れて自由に楽しくやろうって矢先だったのになぁ。…でもよ、オレは転んでもただじゃあ起きねぇのさ。旦那が呼び込んだ厄介事を利用して、オメェを“完成”させる。…オメェは随分と不安定だ。今みてぇに一度力を放出すっと死ぬまで止まんねぇとかよ…それじゃ“あの皆さん”が来やすいように、こうして破壊の限りを尽くすっつう大事なお勤めすらままならねぇ」頭巾の男はそう言いながら、騎士の前をふらふらと酔っぱらったようにうろつくと、突然気を悪くしたように振り向いた。「つうか、聞いてんのか小僧!? くたばるまで力出し続けんなっつってんだよ! お前はこっち側の『最期の鍵』なんだぜ? 自覚ってのが必要だぜ。ホントよ」「……」「…とにかくよ、オメェは今からここに来る奴をぶっ殺して『完璧な鍵』になれ。そういうこった」男はおもむろに手にした分厚い“機械仕掛けの魔導書”をパラパラとめくり、ブツブツと何かをつぶやきながら、やっと見つけた目当てのページを食い入るように見つめる。「ほらな、俺のかわいいグリモアちゃん『イーラ・フロル・ブレウィス・エスト』も予言してるぜ――そろそろ、来るみてぇだ」頭巾の男は、そのままズズッと騎士に近づき、相手の胸の内を覗き込まんばかりに目を見開いて、ゆっくりとその顔を覗き込んだ。「……今、どんな気持ちだ? やれんのかよ?」「…私はレネゲイドだ――気持ちなど、どうでもいい」頭巾の男がぎょっとして飛びすさる。「うぉ! 喋ったよ!! なんっっっっっつう愛想のねぇ! ちょっと怖ぇぞオメェ! オレぁ臆病なんだ。心臓破裂したらどうしてくれんだよ。チッ、ポーのやつ、こいつマジで失敗作なんじゃねぇのか!?」ふと、欝々とした曇り空が、瓦礫の舞台にそぐわぬ二人の喜劇に抗議するかのように、ぽつりぽつりと滴を落とし始める。「チッ、降ってきやがった…雨はよ、嫌ぇなんだよ。んじゃ、オレは行くわ。とっとと一人前になってくれよ? 早くしねぇと、“落日”が過ぎて“朝”になっちまうぜ?」頭巾の男は、自分の洒落た言い回しが気に入ったのか、ククッと一人笑うと、グリモアから呼び出した紋様に体を沈め、振り向きもせずに消え去った。一人瓦礫の中に残された騎士は、自身が破壊しつくした廃墟を見渡す。かつての彼と彼の兄は、自分を信じ、師を信じ、神を信じ、ただ信じたものに従い、このような廃墟が広がる戦場に身を置き続けた。しかしその裏には常に、裏切りと欺瞞、そして彼等の力を利用し、利権を得ようとする者達の悪意が深く根を張り続けた。彼等はそれを知ってもなお、全てを飲み込み、それでも救われる笑顔のために剣を取り続けた。その笑顔はどんな顔であったか――彼にはもう思い出せなかった。思い出そうとすると、胸の中をじゅくじゅくとした、何か黒いものが覆っていくのだ。彼等がもたらした笑顔は、より多くの憎しみの上にあった。それに気づいた彼の兄は、自らも憎しみを募らせ剣を捨てた。彼は悲しかった。自分もまた剣を捨てたかった。これ程の憎しみを生むのならば、もう誰も笑顔になどできやしないと思った。しかし、共に夢を追った兄の笑顔だけは取り戻したい、取り戻せぬなら、せめてその憎しみだけでも取り除きたい――そう思い、やはり戦い続けた。その戦いの中で、新たな希望も見た。しかし、最後に行き着いた方法は――兄の命を奪うことだった。結局、兄は命を取り留めたらしい。だが、彼は知ってしまったのだ。彼の剣が兄の体を貫いた時に、悲しみと共に、これで終わると安堵する自分がいたことを。全てのものはいつか消え去る。その後には、必ず悲しみが残り、やがてそれを「諦め」という安堵が覆う。結局そう…なら、初めから全て無い方がいい…そうでなければ、悲しみは生まれ続けるしかない。苦しみに身もだえ続けるしかない。そんな思いが胸中を埋め尽くし、騎士の口からついて出た言葉は――「ニール…私を助けてくれ――」その時、騎士は気配を感じた。雨が燻った火に当たり、立ち昇った水蒸気が次第に廃墟を覆っていく。その靄の中、瓦礫の向こうに、はっきりと“彼”の存在を感じた。騎士は魔剣を握りしめ、瓦礫の山に射抜かんばかりの強い視線を送った。「――あなたがいると、染まり切れないんだ」 SP九紋龍史進 SPNo ??? 名前 九紋龍史進 イラストレーター ちろり カード情報 九紋龍史進 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 - DATA 身長 1.65[meter] 体重 本気か?ぶっ殺されるぞ!? 出身 史家村 元の職業 少華山の山賊・第一頭領 師匠 王進 特技 武芸全般 イラストレーター ちろり フレーバーテキスト 「史進の姉御? そりゃあ、きれいなお嬢さんだったぜ。実は裕福な名主の生まれでよ、つってもあの性格だから、そんな家柄にも関わらずめっぽう腕が立っちまって、そらもう男顔負けってなもんよ」「そうそう、なんでも禁軍の武芸教頭に手ほどきを受けて、あの年で武芸十八般を収めたってんだから、そりゃあ凄いってもんさ」「それもそうだがよ、なんつったって姉御と言やぁ、あの名高い仙人に仙術練り込んで彫ってもらったっつう九紋龍よ! 姉御が本気になって、あれがぱぁぁ!っと光ってよ、そりゃ綺麗のなんの! 強ぇのなんの!」「あぁ~でもさ、史進の姉御のいいところはそんなところじゃあないな。俺達が姉御と一緒に山賊やってた頃さ…」「あぁ…あれかぁ…。うん、情けねぇ話よ、やっちまったんだよなぁ…。いや、わざとじゃあねぇぜ? でもよ、事故とはいえよ、ワシらがとある官吏の屋敷に荒らしに入った時、そこにいた年頃の娘さんの命を奪っちまったんだ…」「あの娘…確か、嫁入りの直前だったんだよな…。それ以来さ、史進の姉御は女らしくすることをやめちまった。あの娘に詫びを立てて、女の幸せを捨てたってことなんだろうさ…」「結局んとこよ、あの人ぁ優しいんだよなぁ…。でもよ、もったいねぇよ。姉御だって、そこに未練がねぇこともねぇんだぜ?」「そうそう、そうだ! あれな、あん時な!」「そうよ、梁山泊に入山した時よ、扈三娘さんが不便だろうと服くれて、一旦は断ったんだけど、後でこっそり着てたりしてな?」「あれ、可愛かったなぁ…」「その後、痛かったなぁ…」「覗いて、阿呆ほど殴られたよなぁ…」「……そんな訳でよぉ、ワシらの姉御はいい奴なんだ。テメェらにくれてやるにはちぃと勿体ねぇ」「林冲さんにあんたらのことは聞いてるよ。『教会』ってんだろう? あんたらは心の闇を利用するんだってな。まったく趣味が悪いよ。姉御とそりなんか合うわけがない」「つまりだ、朱武の奴が史進の姉御のとこに辿り着くまで、姉御のとこには、この梁山泊第72位、地周星が跳澗虎・陳達と――」「――同じく第73位、地隠星が白花蛇・楊春が行かせやしねぇさ」禿頭の将が構える点綱鎗と、結髪の将の大桿刀が、柄を唸らせ、空を切り裂き、その切っ先の前に立つ男たち――小柄な銃使いと、体中に紋章を彫り込んだ頭巾の男を威嚇する。「だってよ。どうすんだよ旦那」「ビリー… オメェに任すわ。オレは帰る」「は? マジかよ!? ビビってんじゃねぇぞ、おい!!」「ふぅ…いいかビリー、本物のプロってのはな、臆病くらいが丁度いいんだぜ? んじゃ、頼んだぜ――教会に福音を、だ」 第29弾 2016/3/XX-2016/4/20 SP潜影の牙蛇 ハザマ SPNo ??? 名前 潜影の牙蛇 ハザマ イラストレーター 加藤 勇樹 カード情報 潜影の牙蛇 ハザマ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP白金錬金術師 プラチナ SPNo ??? 名前 白金錬金術師 プラチナ イラストレーター 森 利道 カード情報 白金錬金術師 プラチナ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 第30弾 2016/4/XX-2016/5/XX SPヴィーラ SPNo 046 名前 ヴィーラ イラストレーター © Cygames, Inc. カード情報 ヴィーラ 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 DATA 身長 1.6[meter] フレーバー 体重 不躾な方ですね 最高速度 星晶獣と同程度 想い人 カタリナお姉様 臣下 星晶獣シュヴァリエ 最近の悩み ローアインの台頭 SPカリオストロ SPNo ??? 名前 カリオストロ イラストレーター © Cygames, Inc. カード情報 カリオストロ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPシャルロッテ SPNo ??? 名前 シャルロッテ イラストレーター © Cygames, Inc. カード情報 シャルロッテ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPダヌア SPNo ??? 名前 ダヌア イラストレーター © Cygames, Inc. カード情報 ダヌア 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPナルメア SPNo ??? 名前 ナルメア イラストレーター © Cygames, Inc. カード情報 ナルメア 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 第31弾 2016/5/XX-2016/6/20 SP真紅 SPNo ??? 名前 真紅 イラストレーター ??? カード情報 真紅 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP水銀燈 SPNo ??? 名前 水銀燈 イラストレーター ??? カード情報 水銀燈 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 第32弾 2016/6/XX-2016/7/20 SPモルモー SPNo 053 名前 モルモー イラストレーター おぐち カード情報 モルモー 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 DATA 身長 1.50[meter] 体重 39[kg] 住みか ヘカテー様の館 特技 かたづけ 苦手 料理 主食 赤い汁 イラストレーター おぐち フレーバーテキスト …わたし キモいものがいっぱいあるの 好きなもの以外 全部キモくて きらいなのだから ヘカテー様のお屋敷に連れて来てあげたくらいで キモい勘違いとかしないでくれる…? ヘカテー様が 優秀な人材を探してるっていうから 連れて来ただけなんだから… …キモ …何? 嬉しそうに片方の目が赤いキモ顔こっちに向けないで あやうく失神しそうになっちゃうじゃない… 別に わたしがあなたを優秀だって思ってるわけじゃないんだけど… わたしがヘカテー様にあなたを紹介するのは 全部プーちゃんの為なんだから …最近 プーちゃん変わったの ふたりでいるとき 前は わたしかヘカテー様か メガ姉様たちのお話とかしかしなかったのに 最近はなんだか あなたの話がちょこちょこと出てくるの… わたしはそれがとってもイヤで 不愉快で とってもとってもキモいんだけど… キモくて 立った身の毛に押し上げられて 冥界から天界まで飛んでいきそうなくらいイヤなんだけど… …でも なんでかなって思ったら プーちゃんの話を うんうんって最後まで聞いてくれるの わたしやヘカテー様の他にはあなたぐらいだし… プーちゃんもそれがうれしいのかなって… わたし以外に友だちのいないプーちゃんに友だちができたら それはそれで とってもとってもとってもイヤなんだけど それでも プーちゃんがうれしいなら がまんできるかな…って… だから あなたがずっとわたしたちといられるように ヘカテー様の手下にしてもらうのがいいのかなって思ったの… ほんとにイヤだけど ほんとにキモいけど 全身をかける悪寒が氷河期に突入して 永久凍土になって 永遠の眠りについちゃう……え? …友だち思いなんだね…? …………何言ってるの? そうやって誰彼かまわずやさしく微笑みかければ 笑い返してもらえるとでもほんきで思ってるの? …キモ ほんと引く… どうしようもないキモ頭… わたし そんなに安キモい女じゃないから そうやって ちょっとキモくないからって調子に乗るのほんとキモいから…なんだろう やっぱりほんとイヤ そんなキモ笑顔 プーちゃんに絶対向けないでくれる? …ほんと吐きそう そんなのわたしだけにしといてほしい… あぁ… だめだ…ただキモいだけならわかりやすいのに こんなに手の込んだキモさを出してくるなんて…あなたみたいの何ていうのかしら… この薄キモで… ゆるキモで… ふわキモで… その… あなた…ほんと………キモ… SPヘカテー SPNo 054 名前 ヘカテー イラストレーター おぐち カード情報 ヘカテー 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 DATA 身長 1.77[meter] 体重 無敵の56[kg] 住みか 冥府『松明を掲げる牝馬の館』 特技 家事全般 苦手 放任 主食 部下の世話焼き イラストレーター おぐち フレーバーテキスト さあ次の方どうぞ …まあ 片方の目の赤いあなた モルさん プーさんの推薦で? ふむ それは中々ポイントの高いところですわね――なるほど 話はわかりましたわ ならば この“無敵の女王”たるわたくしの手下たりえる条件についてお話ししましょうか けれど審査は厳しく公平にいきますわよ 贔屓 コネ 賄賂 そういったものは一切受け付けませんわ 大事なのは純粋な向上心 今からするお話に対し あの子たちと共に成長していきたいと思う確かな志 あなたにはそれがおありかしら? まずはひとつめ 姿を見ただけで敵を圧倒する「カリスマ性」――これは絶対無敵に欲しいところですわね ――なんです? それは屈強で雄々しい見た目なのか…ですって? いいえ 本当のカリスマ性とは ただ強そうだとか怖そうだとか そういうことではありませんわたとえばこちらのモルさんをごらんなさい この圧倒的なかわいらしさ… 戦いの最中で出会ったら あなたは勇んで殴りかかることができるかしら? できないでしょう? その可憐さに思わずたじろぎ 戦意を失ってしまうでしょう? ありがちなモブ的存在とは一線を画すこのオーラ この圧倒的なかわいらしさ これこそがわたくしの求めるカリスマというものですわ ねぇモルさん? 「…わたし かわいいけど… ヘカテー様がわたしたちを好きすぎるところは たまにちょっとキモ…」 )フフ そしてこの塩対応…こんなに可愛らしいのに 甘さのかけらもありませんでしょう? この「ぎゃっぷ」がまた堪まらないのです …さて 次に欲しいのは… わたくしを信じ どこまでもついてくる「覚悟」ですわね たとえばこちらのプーさん はじめはわたくしの用意したお洋服を着るのをとっても渋っていたのです ああ見えて慎ましくかわいらしい子ですから 肌を見せるのに抵抗があったのでしょうね 我慢して ぷるぷるうるうるしていたあの頃のプーさん 今でも忘れられませんわでも せっかく素晴らしいプロポーションなのですから アピールしていかなければ勿体無いでしょう? 今ではすっかり このお洋服も着こなしているわけですけれど どうです? きゅるりんせくしーで すばらしいでしょう? これもプーさんが 確固たる「覚悟」をもって わたくしを信じ ついてきたからこその結果ですわ わたくしとっても誇らしく思ってますの そうでしょうプーさん? 「んー 『しんらい』と『あきらめ』は ときに紙一重であるのじゃよーて」 んもう プーさんったら またそんな可愛らしい言葉づかいを… 服装と共に身に着けた 恥じらいなど吹き飛ばす個性的な魅力は超一流 そのよくわからないオリジナリティあふれる話し方で どこまでわたくしを身悶えさせるおつもりなのかしら ――とまあ もちろんこれらをはじめから持ち合わせていろというのは どだい無理なお話… でも 安心してくださいな もしあなたが合格した際には この子たちのように これらがしっかりと身につくまで わたくしがしっかりサポートいたしますわ ファッション スキンケアは当然のこと あなたを輝かせる あなただけの個性の引き出して見せますわよ フフ… 実はわたくし ほんのちょっとだけあなたには期待してますの だってあなたは日頃から戦場で モルさん プーさんのお世話をしてくださってますものね おふたりの性格から好み よく知ってくださってるでしょう? さ 今回の『モルさんプーさんのお遊び相手オーディション』 あなたならば きっとこの先も勝ち残っていけるものと―― SPエンプーサ SPNo 055 名前 エンプーサ イラストレーター おぐち カード情報 エンプーサ 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 DATA 身長 1.72[meter] 体重 54[kg] 住みか ヘカテー様の館 特技 料理 苦手 かたづけ 主食 赤い汁 イラストレーター おぐち フレーバーテキスト は~やっぱりここは落ち着くにゃ~ お気らく極らくなのでやんす な? ヘカテーさまのお屋敷 さいこーじゃろ? うむうむ そーじゃろーてーよかろーてー 最近ヘカテー様が 『ゆーしゅーな人材』を探してるってゆーから だったらぜひぜひ君ちんをーと思って しょーたいしたってわけなんだにゃー ひさびさの冥界の空気に わたしも元気いっぱい夢いっぱいで さいこーにるんたたるんた…あれ? でも君ちんは あんまし顔色良くないみたいだにゃ… あ もしかしたら人間の君ちんには冥界の空気はちょっと息苦しかったり…? ………そんなことない 連れてきてくれてありがとう…って…… ……はっ!! す すとっぷとっぷじゃよ それ ダメなやつ!! はぁーあぶな! ゆだんもすきもないでござー 君ちんってほんと いっつもみんなにそーゆー優しげなかんじじゃけど ぶっちゃけわたし それ苦手でそうろう… なんかぶわ~ってなるし… ブッコロってなるし… 君ちんといるとぜんごふかくがはなはだしーしーだし… そんな苦手な君ちんをヘカテーさまに紹介するのは ホントーは モルちんのためなんじゃよ だって この頃のモルちん なんか前とは違うんだよにゃ わたしが見るだに モルちんなんだかはっぴー漂ってるんじゃよね だから モルちんどした? なんだかはっぴーじゃね? って聞くと そんなことないー 君ちんと戦ってキモかったーとか 君ちんの視線がキモかったーとか 君ちんそのものがキモかったーとか 君ちんの話ばっかしてるのじゃよそんなモルちんのはっぴーを浴びながら わたしは そーなんだにゃーって聞きつつも じつはじぇらしーめらめらめらんこりーなわけでござった 本来モルちんは キモいものの話は全然しないんじゃよ だから今までは わたしか ヘカテー様か メガ姉ちゃん様たちのことしか話さなかったのにさ…キモキモいいながら君ちんのことよく話すしさ…ほんとさ…ずーんだずーん… …でもにゃ モルちんがはっぴーしてるのってすっごく良いことだし うれしいし じぇらしーじゃけど 結局わたしもやっぱりはっぴーなのでござるよ だから 君ちんがヘカテーさまに気に入られて みんなで一緒にずっーといられたらいいな みたいな………へ?…優しいんだね…って…わたしのそーゆーところそんけーするって……………にゃにゃにゃにゃにをいって…!! わたしはべつに…ていうか優しいのは君ちんのほうで…っていうか そのかんじ苦手って言ったじゃろーて!! ……はっ! さては君ちんわざとじゃろ!? いじわるしてるんじゃろ!! わたしがモヤモヤして まっ赤くなって 慌ててるの見て楽しんでるんじゃろがー!! 絶対そうじゃよ! 前言撤回にゃ! 君ちんやっぱ優しくない! ぜったいいじわるにゃ! わ わたしにはいいけど…わたしにだけはいいけれど モルちんにそーゆーいじわるしたら…えと…その…あの…ぶ…ブッコロにゃーーー!!!! 第X弾 2016/XX/XX-2016/8/2 SPマルグリッド SPNo ??? 名前 SPマルグリッド イラストレーター しきみ カード情報 マルグリッド 必要PP 200 配布枚数 3000 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 ver3.5メインビジュアルポスターA SPNo --- 名前 ver3.5メインビジュアルポスターA イラストレーター タイキ グッズ情報 ポスター 必要PP 200 配布枚数 200 備考 ver3.5メインビジュアルポスターB SPNo --- 名前 ver3.5メインビジュアルポスターB イラストレーター タイキ グッズ情報 ポスター 必要PP 200 配布枚数 200 備考 第X弾 2016/XX/XX-2016/9/20 SP源頼朝 SPNo ??? 名前 SP源頼朝 イラストレーター 藤原カムイ カード情報 源頼朝 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP高坂甚内 SPNo ??? 名前 SP高坂甚内 イラストレーター v8 カード情報 高坂甚内 必要PP 200 配布枚数 3000 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP使い魔イラストプリマグラフィ~アリス、ダークアリス、レッドクィーン~ SPNo --- 名前 SP使い魔イラストプリマグラフィ~アリス、ダークアリス、レッドクィーン~ イラストレーター 輪くすさが グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 第35弾 2016/08/31-2016/10/20 SP犬飼現八 SPNo ??? 名前 犬飼現八 イラストレーター 木志田コテツ カード情報 犬飼現八 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPリータ・パティス SPNo ??? 名前 リータ・パティス イラストレーター 前屋進 カード情報 リータ・パティス 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 第36弾 2016/09/29-2016/11/20 SP伏姫 SPNo ??? 名前 伏姫 イラストレーター 西又葵 カード情報 伏姫 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPキング・プラウン SPNo ??? 名前 キング・プラウン イラストレーター 小玉 カード情報 キング・プラウン 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 2016.10.07よりイラスト公開・応募開始 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPプリマグラフィ~Sword of Round~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~Sword of Round~ イラストレーター Hitoto* グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 第37弾 2016/10/27-2016/12/20 SPアラクシュミー SPNo ??? 名前 アラクシュミー イラストレーター Mika Pikazo カード情報 アラクシュミー 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP~宙天の月姫~ SPNo ??? 名前 ~宙天の月姫~ イラストレーター 真嶋杏次 カード情報 ~宙天の月姫~ 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 2016.11.24よりイラスト公開・応募開始応募期間は第38弾と同じ DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPプリマグラフィ~水滸封神演武~ SPNo --- 名前 SPプリマグラフィ~水滸封神演武~ イラストレーター 煎茶 グッズ情報 プリマグラフィ 必要PP 200 配布枚数 100 備考 第38弾 2016/11/24-2016/01/20 VR朝吹黄金&右手ちゃん SPNo ??? 名前 朝吹黄金&右手ちゃん イラストレーター サンジゲン カード情報 link_anchor plugin error idが指定されていないか、存在しないページを指定しています。 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP役小角 SPNo ??? 名前 役小角 イラストレーター 大暮維人 カード情報 役小角 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 2016.12.01より応募開始 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP【闇星】九紋龍史進 SPNo ??? 名前 【闇星】九紋龍史進 イラストレーター 森山大輔 カード情報 【闇星】九紋龍史進 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 2017.02.01より応募開始 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP豹子頭林冲 SPNo ??? 名前 豹子頭林冲 イラストレーター 森山大輔 カード情報 豹子頭林冲 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 2017.02.01より応募開始 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 第39弾 2017/01/20-2017/02/20 SPラファエル SPNo ??? 名前 ラファエル イラストレーター 藤真拓哉 カード情報 ラファエル 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SPオズマ姫 SPNo ??? 名前 オズマ姫 イラストレーター 柴乃櫂人 カード情報 オズマ姫 必要PP 200 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 Stories of VERMILION(コミックマーケット91販売小冊子) SPNo --- 名前 Stories of VERMILION イラストレーター 煎茶 グッズ情報 小冊子 必要PP 100 配布枚数 ??? 備考 コミックマーケット91販売小冊子 電撃ARCADEゲーム付録 SPノア SPNo ファルまろ 名前 ノア イラストレーター 柴乃櫂人 カード情報 ノア 備考 『電撃ARCADEゲーム』10周年記念号(2月15日発売)の付録 DATA 身長 1.67[meter] 体重 箱入り娘なもので、そういうのはちょっと。 製作者 世界省長官 ジウスドラ・ギルガ・メシュ・アルカニア 姉妹船① インヴィディア 姉妹船② クレア かつての所属 世界省 フレーバーテキスト episode:SPノア(from "Ver.KK 【想い】ハルフゥ")『アルカニア海戦 Ⅳ』 花弁が柔らかく上下に揺れながら舞っている。この海溝特有の穏やかな波が運んでいるのだ。花弁にはたくさんの色があって、とても綺麗で――海の底でも、地上と変わらずに咲くこの花たちを、オレは知っていた。「……ここは、焼け残ったんだな」その景色を、「うん……でも、もう管理する人もいなくなるからね。いつまでこのまま咲いていられるか……」オレと一緒に眺めている線の細い男がいる。青い髪――それと深く沈んだ青い瞳が、男の儚げで繊細な雰囲気を更に増して見せている。しかしその分、きっと笑えば明るく、普段は無邪気な男なのだろうと想像させた。「考えは――」「変わらないよ」男は、舞う花弁を二つ掴み、「それが、王族に生まれた者の務めだもの。そうでしょ?――兄様」そう言って手の中を見つめると、指を開いて再び宙に放った。二つの花弁は暫くの間、重なり合うように互いの傍をくるくると舞っていたが、すぐに分かれ、それぞれ別の流れに運ばれていく。「アルティニコス……」悲し気にその様子を見上げる男を、オレはそう呼んだ。「……でも、それは言い訳なんだ。本当は、ただこの場所を守りたいだけ。レムリアも、アトランティスもどうでもいい。だって、どうせどちらも無くなってしまうのだもの。だからせめて、僕らの思い出だけは、ね」そう疲れた笑みを向ける男に、「しかし『王』を継げば、お前はお前じゃなくなるんだ。何百年と、ただそこに在るだけの"象徴"となって、その"思い出"すらお前の中から消えてしまうのだぞ?」そんな言葉しか掛けられない自分が、悔しく、恥ずかしくて堪らなかった。それでも彼は、オレの言葉に少し目を伏せただけで、すぐに顔を上げると広がる深海の草原を穏やかな表情で見渡した。「それでも、ここが無くなるよりはいいよ」その横顔を見て、もはや彼の決意を変えることはできない、そう思った。「そうか――」だからオレは言った。「ならば、オレは諦めずにいよう」「何を?」「オレたちの夢を」「僕たちの……」「そうだ。オレとお前――」「それにマーマウと、あとフェローネもね――けど、無理じゃないかな」「オレが"諦めない"といって、諦めたものはないのを知っているだろう?」オレは気持ちを抑え、精一杯の笑みをつくる。すると彼は、「ずるいよ。初めに"禁忌だ"って僕を止めたのは兄様なのに……」わざと子供の頃の――あの日のように口を尖らせ、「ありがとう、兄様」そう笑顔を返してくれた。「必ず、迎えにいく」「それじゃあ、それまで僕の心はここに置いていくよ。そして待ってる――ずっと、この花園の夢を見ながら……全部、忘れてしまっても」「ああ。そしていつか、オレたちが夢見た世界へ――」「うん――約束の地上へ」そして膝を折り、「待ってる。待ってるよ……ずっと……ずっと待ってる……」幼子のように両手で顔を覆い泣き崩れた彼を、オレは強く抱きしめて――。* * * *目尻から何かが流れ落ちたのを感じ、ムーは目を開けた。天が暗い――いや、違う。何人かの人が、覆いかぶさるようにムーの顔を覗き込んでいるのだ。『ピピピ、ピピピ、ノアですよー。朝かどうかわかりませんけど起きますよー』「ああ~~ん、よかった~~!」「わ~い! きかいのおにいちゃんぶじ~~!」「ふぅ、これで同盟の面目は保たれたね」瞬きせずじっとムーを見つめ起こすのはノア。その横でハルフゥがべそをかき、キマが飛び跳ねて喜んでいる。さらにもう一つ横でポセイドンが腕を組み、うんうんと頷いていた。「本当にドキドキしたわよ……まさかあたしからあんなすごいの出るって思わなかったから……」そうハルフゥが胸を撫でおろしているが、ムーには目の前の状況がまったく飲み込めなかった。そのうち、肘に触れるじゃりりとした感触と波の音に気付き、自分が海の傍に横たわっていることを察して首を巡らせる。見るとやはり、そこは周囲を高い崖に囲まれた砂浜だった。(アルカニア島に流れついたのか……ファロスを敗った後、"フィンガル"とかいう海竜が現れて……そしてオレは……)ズキンと頭に痛みが走る。しかし、もうあの"チリリ"としたノイズのようなものは感じなかった。ムーは身を起こそうとしたが、回路のいくつかがショートしてしまっているのか、上手く体を動かすことができない。すると、その背がそっと誰かに押され、助け起こされた。何者かと振り向くと、大きな青い四足の海竜が、鼻先でムーの上半身を支えてくれていた。ムーはなんとか片手で自分の身を支えると、「……フェローネ……」海竜を、そう呼んだ。「へぇ、その『ペリュトン』、そんな名前なんだ」ポセイドンが快活な笑顔でムーを見下ろす。「これ程の海霊が、わざわざ体をリサイズしてまで陸に上がり、キミの傍を片時も離れず見守っていたからね。きっと余程の仲なんだろうとは思ったけど」「………」「彼の名を思い出せたってことは、どうやら"元"のキミに戻ったということかな?」「"元"……? それはどういう…………つっ!」再び痛みが走り、ムーが頭を押さえる。「ああ、ゴメン。まだ無理に思い出さない方がいいね。今のキミには同時に"三つの記憶"がある。"馴染む"までは深く考えないことだ」ムーは訝し気に眉根を寄せたが、ペリュトンに鼻先を摺り寄せられると、「いつぶりかな……」そう笑みを浮かべて、その顔を撫でた。「とにかく、ムーさんもみんなも無事で何よりね」ムーの様子を見たハルフゥが涙を拭い、ヒレを折って腰を下ろす。するとポセイドンがその背中を叩いて、「いやぁ、本当によくやった! キミはたいした人魚だよ! あのまま『黄金機構』が暴走していたら、世界の海の半分くらいは干上がってしまっていたかもしれない。君は世界を救ったと言っても過言じゃないよ!」と褒めそやした。しかしハルフゥは「えへへ、そろそろあたしも"普通"卒業かな~。ホント、みんなでお祝いしたい気分……でも、今はそれより――」と笑顔を収め、切り立った崖を見上げた。崖の向こうから、かすかに砲撃の音が聞こえてくる。そしてハルフゥの目は、崖上の岩に引っかかっている、青い布に止まっていた。「あ、あれだんなさまのだ! だんなさま、げんきかな……」青地にニフリキアの星――それは、ハルフゥとキマの『ロード』である、スキピオ・クロロの中隊旗であった。「うん……無事に撤退してくれてればいいんだけど」風になびく旗を不安げに見つめるキマとハルフゥ――そんな二人の肩に、ポセイドンが手を置き、「二人とも、砲撃の音が止んでいないということは、まだ間に合うかもしれないということさ。彼らに近い島の東側に流されたのも幸運だったし、私の軍もそのうち追いつくだろう。ムーが目覚めたのなら、さっそく『レムギアの牙』を探そう」そう声を掛けた時、『ピピピ、皆さん、何か飛んできますよー。ご注意をー』ノアが声を上げた。一同が「何か?」と見上げると、崖を飛び越えて大きな楕円状の岩のようなものが降ってくる。『何でしょ? 砲弾ですかねー?』「砲弾っ!? みんな伏せて―!!」「ペリュトン、ムーを守るんだ!」「いたいのやーん!」ドスン――。しかしそれは、少し離れた砂浜にもうもうと砂煙を上げて突き刺さっただけで、すぐ後、ぐらりとバランスを崩して傾くと、ゴロゴロと斜面を転がり一同の前にあった岩にぶつかって、止まった。「ふむ……爆発しないね」「あれ? これって……」よく見ると、それは巨大な二枚貝であった。グジュリ――皆が見守る中、汁を噴き出して貝の口がゆっくり開く。すると、キマが笑顔で飛び跳ねた。「あ!! 貝のおねーちゃんだーー! よーっほーい! 貝のおねーちゃーん!」なんと、開いた貝の中から現れたのは、柔らかな金色の髪を風にうねらせた、美しい乙女であった。乙女を見たハルフゥが目を見開く。「ヴィーナス!」「うわ~~ん、ハルフゥちゃ~~ん!!」殻から貝紐を引きつつ飛び出して、涙を浮かべてハルフゥに抱きつくヴィーナスに、ハルフゥが「どどどうしたの?」と目を白黒させながらもヨシヨシと頭を撫で返す。「なんだ……何かと思ったら『コンセンテス』の貝女神じゃないか。ハルフゥ、こいつと知り合いなのか?」「知り合いっていうか、『レムギアの牙』の仲間なんだけど……」「うえ、ポセイドン……!?」「『うえ』とはなんだ。貝の疑似餌の分際で」「ふ~んだ。貝でも疑似餌でも美の女神だし~、美しさでは『オリュンポス』の子たちに引けはとりません~」「相も変わらず生意気な……アフロディーテをけしかけて、竪琴で貝殻かち割らせてやろうかな……」睨み合いを始めてしまうヴィーナスとポセイドン。そこに、「ヴィーナス! そんなことよりみんなは!? スキピオは!?」とハルフゥが割って入った。「ピオくん……?」ヴィーナスは一瞬キョトンとした表情を浮かべたが、すぐに再び涙目になり、「……そう!! そうなの!! 大変なの!! わたしたち、ギデくんたちと別れてバラバラに逃げて、初めは順調だったんだけど突然みんなから力が抜けちゃって、それでみんな慌てちゃって、何が起きたのかと思ったらピオくんが……そしたら敵に囲まれちゃってて私も混乱しちゃって……アプカルくんが"板"で弾き飛ばして私だけ逃がしてくれたんだけど……そしたらハルフゥちゃんたちがいて……うう……ヒック……ピオくん、私に食べられてくれるって約束したのにぃ……」「そんな約束してないと思うけど……落ち着いてヴィーナス!! あいつがどうしたの!?」ハルフゥが動揺するヴィーナスの肩を掴んで気を取り直させる。「……き……えちゃった」「え……?」「消えちゃったのよ!!」言葉の意味を測りかねてハルフゥが眉根を寄せる。しかし、胸には黒く嫌な予感が渦巻いていた。「あはは、"消えちゃった"って……」「そのままの意味よ……ピオくんが消えちゃったの……目の前にいたのに、スーーッて薄くなって、空気に溶けるみたいに……」「ホントに……?」ヴィーナスは鼻をすすりつつコクリと頷いた。「そんなことって……」「あの冷静なヌシくんまで混乱しちゃって、それでもみんなを逃がすために蛇になって、今も踏ん張ってくれてると思うけど……」「その様子じゃ、本当に"消えた"ようだね」ポセイドンが真剣な声音で差し込んだ。「どうしてそう思うの?」「見てごらん。ヴィーナスの"傷"が治っていない」言われて見ると、ヴィーナスは腕や足、いたる所に擦り傷が出来ていた。『ロード』と契約した者ならば、このくらいの傷は一瞬で治るはずであり、もしそうでないとしたら、『ロード』が力の源たる『アルカナ』ごと消滅したというのは至極納得できる話であった。「うそ……」ハルフゥが絶句し、ヴィーナスもまた、今気づいたとばかりに自身の傷を涙目で見回す。「ねぇハルフゥ、キミも『アルカナ』を感じないんじゃないか?」ポセイドンの問いに、ハルフゥは自身の胸に手を当ててみた。確かに、いつもそこに在るはずの"紅い力"を感じない――。「そんな……何で……?」ポセイドンが、何かを感じ取ろうとするように目をつむる。「うん……言われてみれば確かに、島の外でもあれだけ濃く感じられたアルカナの気配が薄まってる……」そして目を開けると、崖の向こうに見える巨大な『紅蓮の塔』を見上げた。「アルカナは宇宙創世の力だ。それが存在ごと簡単に消滅するなんてありえない。ありえるとしたら、何者かに"『運命』を弄られた"――これしかない」『ピンポーン、正解です』皆が振り向くと、ノアが箱に座ったまましたり顔で腕を組み、うんうん頷いていた。「ノア、どういうこと?」「んーと……ハルフゥちゃん、この子何?」「ちょっと前に海底で会ってね。何だか"古代の知識"が詰まったすごい子らしいんだけど、いろいろあって懐かれちゃって……それでノア、何が起きてるかわかるの?」『はい。おそらく、<アルカナセフィーロ>が書き換えられたのだと思います』「あ、あるか……せぴ……? なにそれ? キマ、むずかしいなまえはむずかしい……」「『運命の樹』――『創世』の伝承に"全宇宙の運命を記した設計図"と伝えられるものだね。私も実物を見たことはないけれど……」『ふむ、眼帯っ子のくせにやりますね。その通りです。改めて確認しますので、少し待っててください』そう言うとノアは箱の上に立ち、両手を広げて天を見上げた。するとノアの周囲に黄金のリングが出現し、不規則に上下に揺れ動きながら回転し始める。そうして暫く経った後、『ピピピピ、ピピピ――いえーい、測定完了です。私の時空センサーによりますと、やはり全平行世界において、収束する"未来"は既に確定していたはずです――それが、消失しました』「え……? つまり、どういうこと? 全然わかんないんだけど……」ハルフゥがさらに眉根を寄せて頭を抱える。「何かしらの要因でこの世界の"現在"と"未来"が"書き換えられた"ってことさ。仕掛けたのは――」ポセイドンが険しく目を細め、「『混沌』か……」そう言った。『はい、そう考えるのが妥当ですね。『混沌』は過去、未来関係なくあらゆる時空を平行視することができます。至るべき結末を受け入れかねた彼らは、このレムギア世界が向かうはずの未来を捻じ曲げる方法を見つけ出し、それを実行したのかと』「うそ、そんなことって……」「残念ながら、本来そこに在るべき者が急に消失するなんてのは、その最たる現象だよ。ムーの事といい、色々おかしいと思ってたんだ。まるで、全てにおいて敵に先回りされているような……そして、"運命"がそれに抗うように反発しているような……」「でも、『アルカナ』ってこの宇宙を創り出した特別な力なんでしょ? そんなすごい力をパッと消すことなんてできるの?」『本来はできませんね。けど――』ノアの言葉を遮り、思案気な顔をしていたポセイドンが、何か思いついたようにノアに視線を送った。「……そういうことか。できるんだね――"変革時空"を見つければ。そうだろう?」視線をを受け、ノアが頷く。『連続正解です。むむ、眼帯め、やりますね。そうです。おそらく『混沌』は、あらゆる"運命の結節点"である時空――『マルクト』を見つけ出し、その扉を開いたのでしょう。そして、『マルクト』に隠された『アルカナセフィーロ』を書き換えたのかと』「そんな……」「あーん! キマわかんないー! むずかしーのやーん!」「えっと……つまりピオくんはどこに……?」キマとヴィーナスが話について行けず頭から湯気を出し、「よくわかんないけど、ポセイドンさん! どーにかできないの? ねぇねぇねぇったらねぇ!!??ハルフゥがポセイドンの肩を激しく揺らす。ポセイドンは「だっからそれやめてってば!」とハルフゥの手を払い逃れると、「悪いけど、そこまでは私の力でも……そもそも『マルクト』なんて伝説の時空で、一体どこにあるのやら……」と肩を落とした。しかし、『はっはっは、やはりかっこばかりの妄想ヒーローですね眼帯っ子は』ノアが箱の上で腰に手を当て反り返った。「んな!? じゃあキミなら何とかできるっていうの?」『できますよ。何とかするのは私じゃないですけど。行きます?――<マルクト>』そうあっさりと言ってのけるノアに、一同が目を丸くした。「「「「 行けるの?? 」」」」対して、ノアはさも当然とばかりに箱の上でさらに反り返る。『行けますともさー。なんたって私ってば、遺伝子情報保管と次元渡航と可愛いことだけが取り柄な<箱舟>さんですからね。事象が観測された今この時ならば、常に変動するその座標を測定できるのです』するとすぐさま、「なら、連れてって!」「キマもいくー!」と、ハルフゥとキマが進み出た。「おいおいちょっと! キミたち簡単に言うけどね――」ポセイドンは反射的に、まるで考え無しに言ってのける二人を諫めようと手を伸ばしかけたが、二人の真剣な眼差しを目にし、「……いや、あれ程の運命を捻じ曲げてみせたキミたちこそ、行くべきなのかもね」と、その手を引いた。そしてノアもまた、二人の言葉に居住まいを正して頷く。『わかりました――でも、ハルフゥさま、キマさま、そのためにはお二人にお渡しした私のエネルギーを返して頂かねばなりません。つまり"普通"に逆戻りなわけですが、よろしいですか?』「もちろんよ。普通の人魚に戻っちゃうのは少し残念だけど……そんなことよりも、あたしは絶対あいつを助けたい」「だんなさまのためだもん! キマだってがまんするし、がんばれるよ!」そんな二人の答えに満足そうにもう一度頷いたノアは、『それではお二人とも、お手を拝借ー』とそれぞれの手を取った。ノアが目をつむる。すると、彼女の乗る箱に嵌ったオーブが輝き、ハルフゥとキマの体から光を吸い取っていく――そして、『テッテレー、終わりました。これで元通りー』そう言うと、寂し気に二人の手を放した。しかしキマはすぐにもう一度ノアの手を取ると、「ハコのおねえちゃん、ぶっぱーんなパンチをありがとう! キマたのしかった!」とブンブン振ってぺこりとお辞儀をし、「突然な出会いで、短い付き合いだったけど世話になったわね。何考えてるかよくわからないし、初めは変なのに絡まれちゃったなぁとか思ったけど、肝心なところでは毎回助けてくれて……うん、あんた結構いいやつよね!」ハルフゥもノアの手を両手で握って笑いかける。ノアもまた、『ふふ、あなた方は、私が出会ったマスターさんたちの中でもなかなかに思い出深いマスターさんでしたよ。思えば、私が長い間海の底で誰にも見つからず沈んでいたのも、その果てにあなた方に会ったのも、今、この時の為だったのかもしれません――いや、あれ? コマンドログを検索すると、本当にそうだったような……? 数千年前に"そうしろ"って言われてたような……? んー、でも今は無駄なエネルギー消費止めよう週間なのでどうでもいいですね。とにかく、とても愉快で温かな人魚さんとセルキーさんでした――と私のデータベースに記録されましたとさ』そう、それぞれの手を握り返し、首を傾けて笑みを返した。そこに、ヴィーナスが口に指をあて、「ねぇねぇ、それじゃ二人は行くとして、あと何人まで行けるの?」と訊ねた。するとノアが『あー、少々お待ちをー』と目をつむり何やら計算を始める。『そうですねー、このエネルギー量ですと三名が限界ですねー。ご乗車の方は、あと二百五十秒の内に手を上げてくださーい』「え、そんなに時間無いの!? じゃ、じゃあ、わたしも行こうかな……」しかしハルフゥが、今度はヴィーナスの手を握り、「ごめんヴィーナス、あんたにはやって欲しいことがあるの――みんなに、この事を伝えてくれる? みんなならきっとその『マルクト』に行く方法を他に見つけてくれると思う……お願い」そう、ぎゅっと手に力を込めて見つめる真剣な目に、ヴィーナスは暫し逡巡して目を伏せたが、すぐに「……わかったわ、任せて!」と力強く答えた。すると、「……ならば、オレを連れて行ってくれないか?」と、低い声がした。一同が声の方を向くと、今の今まで黙って話を聞いていたムーが、片膝を突きつつ身を起こし、一同に目を向けていた。「ムー……」「ポセイドン……世話になりっぱなしで恩返しらしいことも何一つ出来ずに申し訳ないが……」「それは構わないよ。ただ、なぜだい?」ポセイドンが探る様な目で問いかける。ムーはその目をしっかと見返しながら「『マルクト』――そう言ったな。思い出したんだ……諦めぬと決めたことを。オレは、どうしてもその地へ行かねばならない」そう答えると、顔を歪め、軋む体を無理やり押して立ち上がった。「でもムーさん、そんな体じゃまだ――」「いいや、行かせるべきだろう」心配するハルフゥの言葉をポセイドンが遮った。「封じられた過去の記憶からそこに思い至ったのなら、きっとその記憶は、今ここで必然として思い出されたんだ。『アルカナセフィーロ』が本当に書き換えられたのだとすれば、これもまたその反発力みたいなものなんじゃないかな――とにかく、『深淵の同盟軍』の盟主として推薦するよ。彼は書き換えられた運命を戻すのに必要なファクターだと思う」ポセイドンがムーに手を差し出す。「宜しく頼むよ。私も『混沌』の好きにさせるのは面白くない。こっちのごたごたを片付けたら、方法を探して追うとするよ」「すまない。お前に受けた恩はいつかきっと返そう――我が太陽石にかけて。ダゴンにも宜しく伝えておいてくれ」ムーもまた、頭を下げてその手を取った。『話はまとまりました? では時間が無いので転送準備に入りますよー」ノアが箱の上に立って両手を広げ、演算を始める。『ピピピ……変革時空<マルクト>の特異点は……ピピ、<トーキョー>と出ました。みなさん、<マルクト>についたらまずは<トーキョー>を目指してくださいね』「『トーキョー』……」「……そこに、"あいつ"が……」「んー、なんだっけ? キマ、それ聞いたことあるなー」ノアの言葉に、三人が思い思いの反応を返す。そんな三人を送り出そうと、ポセイドンが快活な笑顔で三叉槍を掲げた。「キミらに我が加護を授けん! 行ってらっしゃい! ハルフゥ、キマ、ムー、キミらならきっと上手くやれるよ!――ところでノア、キミはどうなるんだい?」『ここでエネルギーを使い切るので、しばらくはスリープモードですねー』「よし! なら君の身柄は、この深淵の王ポセイドンが責任もって預かろう!」『えーー、やだー、いやらしいことする気だー』ノアが酷く嫌そうな顔をする。「んな!? キミは本当に最後まで……もう登録者はいなくなったんだからそんな風に言わなくてもいいじゃないか!」ポセイドンが悔しそうにキーキーと地団太を踏み、その様子に皆が笑みを浮かべた。そんな笑顔で彩られた旅立ち――しかし、各々の瞳の奥には不安の光が揺れている。それもそうだろう。今、目の前に見えたばかりの道はまっ暗で、その先に標となる確かな光などはまるで見えないのだから。それでも、皆は笑ってみせた。一縷の望みをそれぞれの胸に抱き、その小さな明かりを決して手放さぬように――。『それではいきますよー。ハコちゃん、オープーン!!』ノアの箱が光を発しながらバラバラと展開し、同時に三人の足元に五十センチメートル四方程の"光の箱"が現れる。するとそれぞれの体が光の粒子となって弾け、箱に収納されていく。そうしてすっかり中に収まってしまうと、箱は宙へと浮かび上がって強く輝き、黄金の波紋を残してレムギアの空に消えた。 第40弾 2017/07/13-2017/08/13 ロードオブヴァーミリオンRe 3 ULTIMATE TRACKS SPNo --- 名前 ロードオブヴァーミリオンRe 3 ULTIMATE TRACKS イラストレーター 煎茶 グッズ情報 CD 必要PP 300 配布枚数 ??? 備考 収録楽曲【LORD of VERMILION Re 3】Vermilion Re-cord[Main Theme]Hi-Shangri-LaDearGothic TearBrave SlaveVermilion Re-lord[phase the Decisive Stage]Raise the FistLower theHeadTwilight-Draw Branch RoadHightimeHurry EarlyGo down the fog of curtain.【LORD of VERMILION III】Code Vermilion[Main Theme] Arcade Mix LoV Rave Go Go! Arcade Mix Arcanian Strife[Theme アルカニア島 撤退戦]Saints Heat Marimba[Theme マギナレム大神殿 血戦]Dimension ; W-hite + B-lack[Theme 白焔の塔 血戦]Ruin Routine[Theme マギナレム地下遺跡 血戦]Chaos Verse[Theme 戦船 最終決戦]Code Vermilion II [phase the Decisive Stage] Arcade Mix 第X弾 20XX/XX/XX-20XX/XX/XX SP使い魔名1 SPNo ??? 名前 使い魔名1 イラストレーター ??? カード情報 link_anchor plugin error idが指定されていないか、存在しないページを指定しています。 必要PP ??? 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 SP使い魔名2 SPNo ??? 名前 使い魔名2 イラストレーター ??? カード情報 使い魔名2 必要PP ??? 配布枚数 ??? 備考 DATA プロフ1 プロフ1 フレーバー プロフ2 プロフ2 プロフ3 プロフ3 プロフ4 プロフ4 プロフ5 プロフ5 プロフ6 プロフ6 コメント *ここに当選情報は書かないでください *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします SPカード当選情報はこちらに 名前 コメント すべてのコメントを見る SPカード当選情報はこちらに
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◆LOV2情報まとめ◆ LOV2関連情報で記載する項目が分からない場合こちらへどうぞ。他ページがまとまり次第このページは削除致します。 ◆情報元◆ ファミ通 戦いは白焔の舞台へ ファミ通ブログ ファミ通 ロングインタビュー 公式ガイド ロード オブ ヴァーミリオンII 公式スターターガイド ◆報告まとめ◆ 新バージョンの議論・反論・文句等は以下のスレッドでお願いします。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/44747/1250922176/l50 稼動時期 09 10/27(火)予定 システム情報 使い魔情報 ステータス情報 アルティメットスペル情報 ストーリー情報 引継情報 ギルド…LoV.netの機能コメント送信機能が追加。 その他スターターパックの内容を一新。 LoV2の初期カードはLoVの初期カード(100枚)より多い。 ◆速報報告◆ ◆色々気づいた事。 ●武器は各属性、全種類1本ずつもてる。 ●装備も各種族毎に軽・重1こずつもてる。 ●装備の選びなおしができる(ボタン連打でアッー!は、なくなった) ●使い魔のHPは 30→490 25→480 20→470 15→460 10→450だったと思う。 ●アルティメットスペルはうまく使えば3回打てる。が同一のものは1回しか使えない。 Aスペルに追加 クロノフリーズ カウントが4カウント止まる。アルカナ掘削と施設封印はできない クイックドライブ 速度4とパーティにヘイスガ効果 ●R、SRの封入率は、個人的には悪くないと思った。 配列のいいところ引いたかもしれんが、16のうち C8 U4 R3 SR1だった。少なくとも1.4の時代から比べればかなりマシと思う。 ●アルカナの配置が ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ なのがあった。対戦でも確認。 新バージョンの議論・反論・文句等は以下のスレッドでお願いします。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/44747/1250922176/l50
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【】は省略 ?が付いてるのは推測です Ver1.0 オリジナル型 グレンデル ニーズヘッグ ケイロン ケンタウロス ワータイガー ワーライオン セイレーン イエティ バグベア ワーウルフ ヴルコドラク レオントケンタウロス ライノケンタウロス クァール シペ・トペック ヴォーパルバニー コカトリス フリースヴェルグ ラース・ジャイアント メフィスト ゴブリンアーチャー ウィッチ ハーメルン バーバ・ヤーガ トロール スヨトロール バーサーカー 処刑人 オークオラクル オーク レッドキャップ オーク オークオラクル レッドキャップ ゴブリンファイター オーディン セラフ ヴァーチューズ アルプ 愛染明王 カーリー 不動明王 ゼウス ペガサス 朱雀 サンダーバード パワーズ やまたのおろち フェニックス アルヒアンゲロス ストラス 玄武 クールマ ガネーシャ ギリメーカラ 麒麟 カイチ ユニコーン サムヴァルタ ケルピー スフィンクス ハヌマーン 猿田彦 エンジェル アルビス ホルス セルケト パビルサグ バハムート ギガス だいだらぼっち 酒呑童子 アルビオン ネプチューン オルトロス ディアボロス ガーゴイル ワイバーン イフリート リザードマン 木霊 マイコニド ゴーレム タールマン ケルベロス ガーゴイル ディアボロス グリフォン キメラ オーガ クリフ・オーグル バジリスク ガルーダ インキュバス サキュバス リリス マンドレイク アルラウネ グレムリン ボーグル ベルゼバブ わだつみ シー・サーペント マカラ ウォーターリーパー クラーケン シュクラケン アルビオン 酒呑童子 ネプチューン トリトン シー・パンサー ブラックドッグ アクアライダー アクアナイト ニクシー ドライアード みずち ウンディーネ マーメイド ローレライ キラーフィッシュ ニクサー スライム ブージャム フォーマルハウト アルタイル カペラ デネブ レグルス ミザール スピカ ベガ ベテルギウス ポルックス ミラ ヴァンパイアロード デュラハン・ランサー シャドゥナイト スリーピーホロウ アッシュール スカルドラゴン カースドラゴン ヴァンパイア ファントム ゴースト フライング・ヘッド ダンピール インドラ ネクロマンサー アンデッドバタフライ ポイズンモス スペクター 死神 落武者 フランケン ドッペルゲンガー レイス ゴースト ファントム フライング・ヘッド リッチ ゾンビホルスタイン アンデッドスカラベ ケプリ スピリット バンシー ゾンビ クラウン ブギーマン スケルトンファイター フック ゾンビードッグ Ver1.1 ヨルムンガンド 青龍 ベヒーモス? ケンタウロス ケイロン ハーピー シームルグ? ストリガ カトブレパス ケートス ローグ ドワーフ コボルト カイム カリオストロ シャーマン エロス マジシャン マグス アサシン マンティス ドワーフ ローグ コボルト レナス フレイ アルテミス カーマ サラマンダー つちのこ ファラオ ギリメーカラ ガネーシャ 不動明王 ミネルバ エルフ リャナン・シー アポロン アンヘル レオナール エルダーワイバーン マンティコア ぬえ ヒッポグリフ サイクロプス バロル 雷獣 マイコニド 木霊 ゴ-レム タールマン ミノタウロス 牛頭 馬頭 メデューサ ポセイドン テティス オケアノス ドルイド 水虎 アリオーシュ シー・サーペント わだつみ カペラ フォーマルハウト アルタイル ベテルギウス ベガ リゲル アルファード レグルス デネブ ミザール ドラゴンゾンビ ドラゴンマミー ブラムス 破戒神 重装暗黒騎士 レザード・ヴァレス スケルトンアーチャー シャドゥナイト デュラハン・ランサー スリーピーホロウ アッシュール カースドラゴン スカルドラゴン 暗黒騎士 マミー ニエ 暫定完成版(09/08/04時点) 補足 不完全です。情報が不足してます 翼が生えてるキャラが多すぎてガイドブックだけでは判別不可能 知ってるコンパチがあったら編集して下さい。正直疲れました 考察 同種族内でのコンパチの多さが目立つ 人型の使い魔は主人公のコンパチ? コンパチデッキを作ってみると面白いかも? コメント ↑すまん、compartible→compatible、の間違いだった… -- (名無しさん) 2009-08-04 16 23 10 ネットやゲームでのスラングだから、そこはあまりこだわらないほうが良いよ 自分はテーマデッキよく組むから、こういうのはありがたい よくある小ネタみたいな感じで続けてほしい -- (名無しさん) 2009-08-04 17 42 41 ↑そう言う使えない物を無理矢理擁護しようとすんの止めてくんないかな。 要らん物は要らないんだから。第一モデリングなんか回帰ブック見りゃ瞭然だろ。 遊びのページは乳だけで十分だ。 -- (名無しさん) 2009-08-04 22 03 04 ↑擁護してるのは全て製作者だったりして まぁ、乳のページはいるだろうな。 あれもある意味攻略だしな。 見た目が同じデッキなど考えたらきりがない。 >オーディンとアッシュールだって何を根拠に言ってるのかわからんし 「騎馬」という理由だけなら他にもいるだろうよ。 まさにそのとおりだと思う。なにを根拠で決めてるのか全員が納得いくような説明を製作者がしてくれないか? -- (名無しさん) 2009-08-04 22 54 12 自治厨に見せかけた、グラの手抜きがばれて焦る社員がいるなw -- (名無しさん) 2009-08-04 23 59 03 グラフィックが最大のウリで、当初は出してたのにコレだしね 外側か中身、どっちかはしっかり作りこんで欲しかった(特に今回 別にこのページも削除する必要もないかと。ある種、データ集みたいなもんだし。 -- (名無しさん) 2009-08-05 00 42 39 ここがいらないなら乳揺れもいらんな -- (名無しさん) 2009-08-05 00 53 56 ↑乳はいるだろjk コンパチって言い方変えてみたら?指摘されてるし。 制作者が知ったかでつくってるんだから、直せる所と不確定な所や間違ってるのを指摘してあげればいいんじゃね? 消さなくて良いからちゃんと調べて最後までやるべきだと思うが… -- (名無しさん) 2009-08-05 08 31 03 このページはありがたい。 ドワ・コボルト・ローグみたいにこれを利用してネタデッキ作りたいw -- (名無しさん) 2009-08-05 08 43 34 乳揺れはよくてコンパチは駄目とか意味が分からない。乳揺れが攻略とか言ってるキチガイいるしなんだこれ -- (名無しさん) 2009-08-05 16 40 34 名前 コメント すべてのコメントを見る
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特殊な紹介文 『ロードオブヴァーミリオンII』には、フレイバーテキストが連続的なストーリーになっているカードの一群がいくつか存在する。ここではそのフレーバーテキストを紹介する。 アマゾネスの冒険 紅蓮の国のアリス 妖刀武芸帖 ロマンシング・サガ2前日談 スリュムとトール 風神様と雷神様の惚け話 閻魔大王と獄卒鬼 ある老水夫の災難 白焔と黒淵の神話 オズの紅蓮の靴 アマゾネスの冒険 各地で友だちを作りながら英雄であった父を探す娘の物語。 それにしても、友だちがソロモン72柱の魔神や闇の太陽とウィッチに負けず劣らず凄まじい奴らばかりである。 ――10年前 アマゾネスの村にて―― 神族013/UC ヘラクレス 息子を殺し、甥を殺し、妻を殺し…。神託を受けて出た償い の旅もまた戦いの修羅地獄! 果てに漂着したこの異界でも 戦えと? 神よ! 俺の手の血を清めさせてはくれぬのか! 良かろう…! 俺が死すべきは戦場というのならそれに従おう…! さらばだ女王… お前は俺のひとときの安らぎであった… お前が生んだこの子には父のことは教えてくれるな… 第1章 人獣033/UC アマゾネス 母上、どうしてそんな泣く? 女王様が泣く、いけない! アマゾネス、旅に出るの楽しみだ! アマゾネス、友だちいっぱい作る! アマゾネス、会ったことない父上探す! アマゾネス、母上のために英雄だった父上探す! だから母上、今夜はいっしょにねんねしよう! 第2章 魔種023/C アモン いいか、よく聞け! オレ様はソロモン72柱最強の魔神だ! 40個軍隊を配下に置く序列第7位の偉大な「炎の候爵」だ! それがどうして…、よりにもよってこんなガキなんかに… 「アモン、もう怪我、治った! 明日一緒に狩りに行く! アモン、いい子! 大事な友だち! はい、お返事!」 ワ…、ワン…! 第3章 神族025/C ヘパイストス 最初にわしを嫌ったのは生みの母。次が世間の女たち。 醜く生まれた運命を呪い、鍛冶の腕だけをひたすら磨いた。 闇の中、槌打つ火花だけはわしを裏切らぬからだ… ほう、竜の骨のブーメラン? まあ直せんこともないな… 「お前、すごい! なぜ隠れる? すごいやつ隠れるダメ! お前、友だちなれ! 一緒に旅する友だちなれ!」 第4章 海種023/C 白ワニ 「王」はある日、上からぽとりと落ちてきた。 最初はネズミを狩り、大きくなるとイヌやネコを狩った。 やがて人の味を覚え、外で狩を楽しんだ。 「王」は無敵だった。自分が闇の支配者なのだと思った。 だがある日、「下水の王」は生まれて初めて恐怖を知る。 「晩メシ見つけた! あいつウマい! いつも食ってた!」 第5章 不死020/C 暗黒騎士 闇に剣を捧げた… 主君のため愛する人を手にかけた… しかし愛も忠誠も塵と消え… 今のぼくには闇だけ… 分かったろう、亜人のお嬢さん。さあ、もう行くがいい。 ぼくの闇が君の無垢な笑顔をくもらせてしまう前に… 「アマゾネス、むつかしい話わからない。でも、わかる。 お前本当は友だち欲しい。だからアマゾネスの友だちなれ」 第6章 神族022/C プリンシパリティ 人間よお静まりなさい! 私は神の言葉をそなたたちに… 静かに! 静かに! 神はいまの世界をとても嘆いて… お静かに! お願い、お話聞いてくださあい…! ぐす… え? これで涙ふけって? ありがとう、あなたいい子ね… 「お前、面白かった! すごく笑えた! 友だちなれ!」 先輩… 私、この仕事に向いてないんでしょうか…? 第7章 魔種017/UC バックベアード 封じられし暗黒神よ! 闇の太陽よ! このオークオラクル の祈りに応えよ! 奪われし汝の記憶を今… グギャ! 「アマゾネス失敗した。こいつ食えない。あ、お前誰だ?」 「だれだれだれ… 分からぬ分からぬ分からぬ…」 「じゃあお前、友だちなれ! アマゾネスの友だちなれ!」 「よかろうよかろうよかろう… 友だち友だち友だち…」 第8章 神族035/C バリオス 英雄だった主人が死んだ時、私の心も死んだのだ… 今さら新たな主人に仕えることもできぬ・・ 後追って炎に身を投げても、不死身ゆえに死もかなわぬ… さあ、もうお行き。私のために泣いてくれた亜人の少女よ… 「お馬さん、アマゾネスの友だちになれ! 主人ない! 一緒に旅する友だちになれ!」 第9章 人獣046/UC シーサー 『大崩壊』の日、異国渡来の守護獣像に命は宿った。 目の前の少女を魔物の群から守って戦い、ついに倒れた。 「ありがとう」の言葉に役目の終わりを知り、目を閉じた。 15年後、廃墟の彫像は誰かの叫び声に目を覚ます。 「いた! あのお姉ちゃん言ってたえらいやつ! お前、友だちなれ! アマゾネスの友だちなれ! 第10章 人獣059/UC ネフィリム 天使と人間の禁断の恋が生んだ巨人を神は許さなかった… 大洪水で我以外の皆死んだ… 我は自らを罰し地に潜った… 我にも優しかった、あの小さき母の魂に祈りながら… 「それちがう! 土に埋まってもお前の母上喜ばない! おっきくてやさしいやつ! 人助けすれば英雄なれる! お前、友だちなれ! アマゾネスと旅する友だちなれ!」 第11章 神族053/UR ケツァルコアトル 我を起こさないでくれ。我は守れなかった神なのだ。 血の生贄を求める神からも… 神を騙る侵略者からも… 祈る者らを守れなかった後悔に我は自らを封じたのだ。 「おっきな鳥さんなんで泣く? お前の羽根とてもきれい! さびしいなら友だちなれ! アマゾネスの友だちなれ!」 廃墟にて「翼ある蛇」は数千年ぶりの目覚めに戸惑った… 第12章 魔種062/C ペイルブレイズ はっ、計画通り「火の竜」と「水の竜」の卵は二つ。 世界を憎み焼き尽くす「蒼炎の竜」は二匹、我らが下に。 孵化させ「刷り込み」で支配すれば我ら『協会』こそが! なに? 卵が一つ消えた? 探せ! 何としても探せ! 「お前、友だちなるか? アマゾネスの友だちなるか?」 入り江で青い竜の「母」を見上げてひと声鳴いた。 第13章 人獣077/C バンコ 天地を創り天地を支えし古の巨人の骸から彼は生まれた。 悠久の年月、泥を練り、世界を作っては壊し、遊び続けた。 心は空虚だったが自分に何が足りないのか分からなかった。 数十億年の後、彼の前に立った小さき者がこう叫んだ。 「お前、ひとり、寂しそう! アマゾネスの友だちなれ!」 巨人は自分に欠けていたものをようやく知った。 第14章 人獣085/R 【絆】アマゾネス 「もう仲間の元に戻れません…」権天使がうなだれた。 「みんな奴に首ねっこ掴まれた…」悪魔の侯爵がぼやいた。 「なぜあんな亜人の小娘なんぞに…」神の鍛冶屋が呟いた。 「でも皆さん元に戻りたいのですか?」暗黒騎士が問うた。 「アマゾネス、鳥の大群見つけた! みんな狩り行こう!」 駆け込んできた少女の声にみんな先を争って飛び出した。 紅蓮の国のアリス ルイス・キャロル原作『不思議の国のアリス』及びその続編の『鏡の国のアリス』を、LOV風にアレンジしたオリジナルストーリー。 その1 人獣009/R アリス それを聞いてアリスはとても面白そうだと思いました。 「だったらわたしはその『紅蓮の王』に会いにゆくことに するわ。神話の神様や悪魔と一緒に壊れてしまった世界 を立て直すなんて、すごい冒険になりそうなんですもの」 その時、さっきまで一緒に遊んでた鏡の中のもうひとりの アリスが、ぷいっとアリスに背を向けました。 その2 魔種010/R ダークアリス 「ちょっと待って、あなたは鏡にうつったわたしなのよ?」 「そうよ。あなたの影だから反対のことを考えるの。同じ ことをやっていたらクリケットは面白くならないもの。 わたしもその『紅蓮の王』に会いに行ってみるつもりよ」 鏡の向こうのアリスは冷たく笑って王冠をかぶりました。 「だってわたしは『赤の女王』ですもの」 その3 人獣019/C チェシャ猫 「それは君がどこに行きたいかによるさ。 右にゆけばイカれた悪夢。左にゆけばイカれてない悪夢。 どっちにしろ悪夢ってのはみんなイカれているけどね。 え? 悪夢のところには行きたくないって? 変な子だね、ここはもう『悪夢の国』の真ん中さ」 そういってチェシャ猫はニヤニヤ笑いを残して消えた… その4 魔種0269/C マーチヘア 「三月はオスどもが色気づいてとにかくウザいの。 冗談じゃないわ。こっちはそんな気分じゃないの。 あなたみたいな子供にわかるかしら? そんなオスをどうするかって? 決まってるじゃない」 ふとアリスが見ると、たくさんのお墓が立っていました。 「あなたも女の子なら男の急所はおぼえておくことね」 その5 魔種013/UC ジャバウォック 「あの森にはアレがおる。 名前すら分からないアレじゃよ… 見たやつはおらぬ… 見に行くやつがおらぬからな… じゃあなぜおることが分かるかって? アレがおらぬ証拠がどこにもないからじゃよ… おい、何処へゆく? 行くんじゃない! お嬢さん!」 その6 PR005/R ダークアリス 「この『悪夢』の出口はどこかですって? 朝目覚めても、夜には必ずここに来てしまうんですって? それはきっと、あなたがもうこっち側の住人で、 あっちの方が夢になってしまったからだわ。 うっかりこっちの食べ物を口にしちゃったんじゃないの? ねえ、このスープ美味しいわよ? はい、アーンして…」 その7 不死053/UR マッドハッター 「フン! 悪夢を見てるみたいだって? もしかしたら君の 方が鏡の向こうの君が見てる悪夢かもって考えたことはない かい? ほらここに鏡がある。向こうにいるのが彼女だね? この鏡を割ったらどっちの君が消えてしまうんだろうね?」 「きっと向こうの私も同じこと思いついたでしょうね」 そう言ってアリスはカップをつかんで思い切り鏡に… その8 人獣070/R 【奔放】アリス 「そうかしら? 夢ってとても素晴らしいと思うわ。 見たこともない世界が無限に広がっているんですもの。 そして不思議な生き物が私を待っているの。 ベットの中で目を閉じているだけでそこへの扉が開くのよ。 その扉の鍵は神様にだってかけられない本当の自由なの。 だから私は<夢の管理人>を引き受けたのよ」 その9 魔種070/R 【教唆】ダークアリス 「そうかしら? 夢ほど恐ろしいものはないわ。 そこは想像もできないほどの広大な未知の宇宙よ。 心の奥に閉じ込めたはずの闇が待ち構えてるの。 誰もが眠りに落ちただけでそこに引きづり込まれるの。 神様だって逃れない、この世で最も恐ろしい罠だわ。 だから私は<悪夢の女王>になろうと決めたのよ」 その10 魔種068/R レッドクイーン 「妾がそなたの見ている夢? それは違うなダークアリス。 そなたこそが妾の見ている夢なのだ! 妾がずっとそなたの中にいたことに気づかなかったのか? 妾はそなたの抱く<憎しみ>そのもの! 消せはせぬ! 始めようか。どちらが夢かを決めるチェスゲームを!」 たちまち目の前で<夢の国>が真紅に染まり始めました。 その11 魔種089/C バンダースナッチ その話を聞いてダークアリスは意地悪く笑いました。 「だったら私もあの森に怪物を一匹作り出すとするわ。 いつも怒っててすごく速くて恐ろしい爪で引き裂くの。 森に入る時はせいぜい気をつけることね。 え? 怪物がいない証拠はないって言ったのはあなたよ? ああ、私なら大丈夫よ。森に行く用事なんかないもの」 その12 人獣090/C ホワイトラビット 「早くお行きなさい。女王陛下を待たせちゃいけないわ。 <時>こそは世界の絶対者。神も悪魔も逆らえないの。 <時>に逆らおうとするとする馬鹿には私がこの<時計>をひと 振りして1時間ほど奪ってみせれば聞き分けてくれるわね」 ふとアリスが見ると、たくさんのお墓が立っていました。 「当たりどころが悪くて一生分奪っちゃうこともあるけど」 その13 SP038 【奔放】アリス 「兵たちに槍を下ろすよう命じてよ、<ハートの女王>。 さもないと前みたいに全員トランプに戻しちゃうわよ? 今回はあなたたちの協力を頼みたくてここに来たの。 <赤の女王>から<もう一人の私>を救い出すために」 アリスはそういった後で、首をかしげました。 「でもトランプ対チェスってどんなルールなのかしら?」 妖刀武芸帖 傀儡『村雨』を操る姉によって腕を斬られ、父の霊を傀儡『村正』に込められてしまった妹が姉を追って各地を巡る物語。 其之壱 人獣036/C 村正 「人が触れられぬ妖刀を振るうために作られし「傀儡」よ! 死せる武士の魂を宿し、神を斬り魔を喰らう「村正」よ! いま注ぐのは、姉上に斬られし腕より滴る私の血よ! お前に宿るのが亡き父上の彷徨える魂であっても… 私はやらなきゃならないの! さあ我が言霊に応えよ!」 鎧櫃の中で「傀儡」は音を立てて笑った… 其之弐 魔種032/UC 天狗 やめておけい。一朝一夕に剣技など身につくものではない かつて牛若めがあの域に達するまでに何年かかったと思う? ましてやあの「妖刀使い」に打ち勝つ力だと? 「本で勉強はしています」なんて言うお主のような子供に… え、元服している? ああすまん 背も胸もないのでつい… む、何だその目? それにその背中の人形… お主まさか! 其之参 魔種035/C 茨木童子 ふははは! 城主め、おとなしく姫を差し出したようだな? これ、恥ずかしゅうないぞ。顔をあげちくり? わっ! ひ、姫じゃない! このツンケンしたチビ眼鏡は誰だ? わしはこんな胸も愛想もないガキなんぞ… い、痛ぇーっ! マジ痛ぇーっ! き、斬りやがった! ゲッ! なんだその背中のばかでかい人形は? まさか! 其之四 不死036/C 怨霊 「健気よのう! 女子の身で、かの「傀儡」を背負うとは! カッカッ! さあさ、者共! 群がれい! 我ら一族を根絶やしにした憎き「村正」を潰す好機ぞ! こやつが疲れ果てて倒れた時、その身を土中に引き込み、 我ら一族のなぐさみものにしてやろうぞ! 永遠にな!」 あの声に耳を貸すな! 斬りまくるのよ! 夜明けまで! 其之伍 不死038/UR 黄泉神 走れ、小娘…! 黄泉比良坂を脇目も振らずに! あの神こそは黄泉そのもの! この大天狗とて勝てはせぬ! それが地上に這い出ようとしておるとはただならぬ異変! 関わると父や娘のように代償を支払わされるぞ! なにしろその「傀儡」こそはあの神の似姿じゃからな! 待て! 何処へ行く? 馬鹿な! 刀を抜いたァ!? 其之陸 不死045/UC 村雨 「ククク… 操者が「傀儡」に縛られるとは皮肉だな。 聞いたか? 殺し損ねた妹が我らを追って旅に出たそうな。 知っておるぞ? あの時、お前、わざとはずしたな? 全てが終わった時、妹の手で我らを討伐させるつもりか? まあいい。いずれ姉妹ぐるみ我が人形よ…」 女は答えず人形を繰り、眼前の水精たちを切り裂いた。 其之漆 海種039/SR わだつみ 「この嵐こそ父の呼び声なのでございます。 黙って陸に嫁いだ私を父が呼んでいるのでございます。 この声を鎮める方法は古来ひとつしかございませぬ。 あなた、お許しを。娘たちをどうか健やかに…」 夫の叫びを背に、妻は嵐の海に身を投じた。 そして海はまた千年の静けさを取り戻した。 其之㭭 魔種090/C 百々目鬼 つぶる事が出来ぬのです。つぶす事も出来ぬのです。 全身を覆う無数の目が世の修羅を絶えず見せる無限地獄。 その絶えざる痛みから鬼と化したのでございます。 痛みをやわらげるはただ一つ、女の生き肝だけと言う話… 「村正」の。どうかあの鬼を斬ってやっておくんなさい。 ええ、この依頼は… その鬼本人からのものでございます… 其之玖 人獣089/UC 【正眼】村正 よく参った、妹よ… その長き旅路もここで終わる… 妖刀を振るうたびにお前は宿業を重ねてきた… お前が生きているはただ父の魂魄を宿せし傀儡のおかげ… やがては姉と同じ地獄がお前を喰らう。だがその前に… 妖刀を捨てよ。姉の手でその宿業を斬ってやろう。 「捨てませぬ! 妖刀も傀儡も既に私の一部にござれば!」 其之拾 海種082/R 【御伽】乙姫 ひらひらした服でタイやヒラメと舞い踊れと? ずらり並べた求婚者たちから婿を選べと? 父上、大軍で包囲したところで決意は変わりませんわ! 乙姫は自分の手で婿を探すために陸に参ります! さあ、轟天丸! 最大戦速にて突進なさい! 陸には亡き姉上が遺した姪たちもいるはずよ! ロマンシング・サガ2前日談 七英雄達が現在の姿となった原因である「吸収の法」が開発され、七英雄が誕生するまでの経緯が語られている。 七英雄も初めは本編の様に復讐は考えておらず、純粋に世界を救おうとしていた事が分かる。それにしても… クジンシー哀れ。 人獣005/R ノエル 「同化の法を超える、新たな秘術だと?」 ワグナスは疑わしげな声をあげた。 「そうだ。単に肉体を同化するだけでなく、その能力や知識 までも取り込むのだ」 ワグナスは目を輝かせた。 「それはすごいな。吸収の法… とでも呼べばいいのか」 ノエルは少し考えてから、続けた。 「そうだな。ただ、これには大きなリスクがある」 神族002/SR ワグナス 「吸収した相手の性格や経験に、自分の方が影響を受ける可能性がある」 ノエルは静かに言った。 「殺人鬼を吸収すれば、殺人が快楽になるかもしれないということだ」 ワグナスは笑った。 「望むところだ。その程度の覚悟なくして、世界を救うことなどできようか、 世界が救われれば、我々がどう謗られようがかまわんさ」 海種003/SR スービエ 「スービエ、この先も私とともに戦ってくれるか? 危険があるのは、ノエルの説明したとおりだ」 ワグナスの顔から笑みが消えていた。 「聞くまでもないだろう」スービエは豪快に笑った。 「ノエルの言う難しいことはよく分からんが、 俺はお前を信じるだけだ。それで十分だろう」 3人は、互いに微笑をかわし、一気に盃を空けた。 魔種004/SR ダンターグ 「強くなれるんだろう? 望むところだ」 ダンターグの答えは簡単だった。 「強さ以外のものまで吸収してしまうかもしれないぞ。優しさとか、愛とか」 ノエルは茶化すように言った。 「ふん、吸収する相手を選ぶだけだ。純粋に戦いだけを求めている奴、狂犬や怪物のような 奴を吸収してやるさ。俺様もそうだがな」 ダンターグの大きな笑いが響く。 人獣003/SR ロックブーケ 「私は邪魔なの? おにいさま!」 彼女の目は、みるみるうちに涙で一杯になった。 「ノエルは君の身を案じているだけだ。邪魔だなんて思ってはないよ」 ワグナスの慰めも、火に油を注いだ。 「ワグナス様まで、私を除け者にするのね。 ひどい、ひどいわ。ここまで一緒に来たのに」 こうなると止めようがないのをノエルはよく知っていた。 「ワグナス、この子も仲間に入れてやってくれ」 不死004/SR ボクオーン 「どうして私に声を掛けないのですか?」 ワグナスとノエルは顔を見合わせた。 「君はこういうことには興味がないだろうから…」 ノエルの言葉をボクオーンは遮った。 「君たちの人選は明らかにミスだ、戦略に欠けている。 ダンターグ、スービエは力が強いだけだし、ロックブーケ の必要性は… ゼロだ。 このグループには私のような頭脳 が必要とされている。君には分かるよね、ワグナス」 不死003/SR クジンシー 「俺を置いていかないでくれ!」クジンシーは叫んだ。 「はっ、虫けらが」ダンターグは軽蔑して唾を吐いた。 「お前は戦力にならん」ボクオーンは相手にしなかった。 「やめてよ、寄らないでよ」ロックブーケは気味悪がった。 「お前は来なくていい」スービエは厳しく言った。 「君は十分働いた」ワグナスの優しい声には拒絶があった。 「頼むよ。俺にも力をくれよ」クジンシーはノエルにすがりついた。 SP001 ロックブーケ 「皇帝って、普段は大勢の家臣の前で威張り散らしてるんで しょう? そんな男を踏みつけにして、かしずかせて、オモ チャにするのよ。楽しみで、胸がドキドキしちゃうわ。」 スービエが笑いながら横槍を入れる。 「女皇帝もいるらしいぞ。かなりの実力だそうだ。」 「どうせ腕も脚もぶっとい醜女でしょう! 私の前に現れる なんて許さないわ!」 SP005 ノエル 「皇帝が代々、力を引き継いでいくというのは、何か我々と 似たものを感じないか?」 「お兄様ったら、どういう冗談なの? あんなのが私たちに 似てるわけないわ。ありえない。」 ロックブーケはウィンクした。 「七英雄の危機だというのに、お前は気楽でいいな。私も皇 帝の能力を吸収するチャンスだと捉えよう。」 SP017 ワグナス 「皇帝が我々への敬意を忘れなければ、少々のことは大目に 見てもよかろう。」 だが、ノエルは厳しく指摘した。 「ワグナスよ。はっきり言えるのは、皇帝は我々との対決を 恐れていないということだ。」 「良いではないか。頂点は一つ。そこへ登ってくるというの ならば、叩き落とすのみだ。」 SP025 ダンターグ 「つまらぬ。最近、強い敵に出会わぬ。退屈だ。」 ダンターグの周りには原形を留めぬほどに破壊された肉体が 散らばっている。 「この世界にはもう俺より強い奴はいない。よし、ワグナス やスービエと戦ってみるか。英雄同士の戦いというのも面 白いだろう。最強決定戦だ!」 その頃、皇帝の一行がダンターグに近づきつつあった。 SP031 ボクオーン 「次は皇帝をロックブーケにぶつけるか。」 地上戦艦の一室でボクオーンは一人呟いた。 「ロックブーケが皇帝を倒せれば良し。もし、ロックブーケが 倒されたとしても、その時にノエルがどんな反応を見せるか。 楽しみでたまらんな。むしろ、皇帝には頑張ってもらわぬ とな、クククク。」 その頃、皇帝は地上戦艦潜入作戦を発動していた。 SP034 スービエ 「海の主… 俺は勝てるのか…」 スービエは自問した。過去に七度敗れた相手だ。そのたびに長 い眠りにつかねばならなかっただが、今回は負けられない。 皇帝が力を増し、七英雄の存在を脅かしているのだ。既に四 人も倒された。 「海の主の力を吸収し、皇帝を倒す。ワグナスの信頼に応えねば。 必ず、勝つ!」 SP037 クジンシー 「あの帝国が続いているとは信じられんな。とっくに他の連 中に滅ぼされたと思っていたが、ノエル達も大したことは ないな。このクジンシー様が滅ぼしてやろう。」 クジンシーは皇帝に宛てた挑戦状を送った。 「しかし、謎だ。ジェラールはなぜソウルスティールを見切っ ていたのだ? まあ今の皇帝には関係ない話だ。存分に吸 い尽くしてくれよう。」 スリュムとトール トールが花嫁姿なのはLOVオリジナルではなく、原作である北欧神話の再現である。 参考記事 Wikipedia『スリュム』 神族026/C スリュム 俺 最強 俺こそ最強 欲しいものは何でも手に入れるぜ それが俺に 奪ってほしがるからさ 俺にはわかる そうさ 俺 最強 俺こそ最強 宝石 金 銀みな手に入れた 後はそう 美しい女 神鎚と引き換えさ 自らくるぜ そら来たぜ 扉の前 「… なんか思ったよりずいぶんごつい女だな。まあいいか」 神族003/SR トール 「ウッギャァァァ! …い、痛えぇぇッ!! ちょ、マジ、ごめんて! カンベンして!! … か、返すから、ネ、神槌。あ、もう手にありますネ。 軽い冗談だったんだって。じょ~~だん、…ネ?」 花嫁衣裳をまとったままの巨漢は、その禿頭をますます 紅潮させて、取り戻した神槌を用い、霜の巨人を文字通り 霜の如く粉砕したという。 風神様と雷神様の惚け話 ストーリーでも一緒に出てくる二人。何だかんだで仲はいいようである。 神族007/R 風神 そやなあ。あの子、静かとやかましいの落差が激しいやろ? 脇で風ビュービューゆわしとるウチの身にもなってみい! ホンマかなわんで! 合わせるのん、難しすぎや! 自己中いうんか気まぐれいうんか、とにかくカンベンやわ! え? 相方を変えてみたら? おんどれ! 雷ちゃんの悪口いうなら吹き飛ばしたろか! 神族009/R 雷神 そうどすなぁ。あの人いつもハイテンションやさかい、 脇で太鼓たたくウチの身にもなってほしい思いますなぁ。 こういうのにはリズムいうモンがありますやろ? 空気読まへんお人いうんか… ホンマ堪忍してほしおす。 え? 相方を変えてみたら? あんさん! 風はんを悪う言わはるならおコゲさんにしたりましょか! 神族083/R【旋】風神 分かっとんかい? あんたはウチらの 嵐の浄め を受け切ってん! つまり、人間の身でウチらと縁を結んでしもたんや! これって両方と夫婦の契り交わしたようなもんやん? ま、ええわ! ウチのこと、ぎょうさん可愛がってぇな! けどな、これだけは言うとくで! 雷ちゃん泣かしたりしたら雲の上から叩き落したるわ! 神族084/R【轟】雷神 お分かりどすか? 風 を娶れば旋風が常にあんさんのお側を守ります。 雷 を娶れば雷雲が常にあんさんの頭上を守ります。 どっちと契っても因果ですのに両方となんて… クス… ウチがよぅく可愛がって差し上げますえ? けど、これだけは言わせてもらいましょか! 風はんを泣かしたりしたら稲妻落としておコゲさんや! 閻魔大王と獄卒鬼 閻魔大王とそれに仕える獄卒鬼の牛頭と馬頭。見た目に反して実は優しい人(?)達。それにしてもこりない囚人たちである。 No.215/C 牛頭 地獄の分かれ道 左を選んだ囚人は後悔した 彼は牛の頭を持つ獄卒に 千年の間 突き殺される刑罰を受けた 彼は右の道を選んだ友を呪って叫んだ 「お前なんか馬に踏み殺されちまえ!」 No.220/C 馬頭 地獄の分かれ道 右を選んだ囚人は後悔した 彼は馬の頭を持つ獄卒に 千年の間 踏み殺される刑罰を受けた 彼は左の道を選んだ友を呪って叫んだ 「お前なんか牛に突き殺されちまえ!」 不死010/R 閻魔大王 千年の刑罰を終えた二人の囚人が引き出されてきた。 「二人とも罪を悔い改めたか?」 閻魔大王が尋ねると二人の囚人は互いを指差して叫んだ。 「こいつに俺が受けた刑罰を与えてくれ!」 閻魔大王は牛頭と馬頭に合図すると悲しげに溜め息をつき、 《天国行き》の書類をしまい込んだ。 ある老水夫の災難 航海に出るたびに化け物の襲撃を受ける運の悪い老水夫のお話。老水夫の運の強さはもはや驚愕するしか無い。 No.179/C シュクラケン 見張りが叫んだ。「あの島を見ろ! 黄金でいっぱいだ!」 水夫長が叫んだ。「あの島を見ろ! 美女が手招いてる!」 船長が叫んだ。「上陸するぞ! この発見は勲章ものだ!」 生き残ったのは年寄り水夫。海に飛び込み、泳いで逃げた。 「みんな自分の夢をぶら下げられて、誘われてっちまった。 あれが島なんかじゃねぇのはすぐにわかったさ。なにせ手招き してやがったからな。何年も前にこの手で殺した女房が…」 海種006/R ウォータードラゴン 舵を切れ…! 遠ざかれ…! 早く…! あの声が聞こえないのか…? 子を失った海竜の声だ… 決して近寄ってはならぬ海の怒りだ…! ――――樽につかまって漂流していた老水夫 海種030/R キャンサー 船の残骸が山ほど詰まれた島が見えるじゃと? あれがお宝の山じゃと? そこに上陸するじゃと? あの船腹のでかい歯形のようなものが見えんのか? ありゃどう見ても馬鹿でかい生き物が作った巣じゃ! どいつもこいつも年寄りと思って笑いおって! ええい! どうしてわしの乗る船ばかりこの手に出くわすんじゃ? ――――樽を抱えて海に飛び込む老水夫 海種050/C ダゴン 樽を抱えて海に飛び込み、年寄り水夫は逃げ出した。 俺たちは老人の臆病さを笑ったが、いまは後悔している。 あの島で俺だけ生き残った理由など思い出したくもない。 海から遠いこの山中に隠れても決して心休まらぬ。 夜な夜な近づいてくるのだ… 波の音が… 潮の匂いが… そんな! あの手は何だ! 窓に! 窓に! ――――「山小屋に残されていた手記」 海種046/UC ジョリー・ロジャー 久しぶりだな、提督閣下! へえ、待ち伏せのつもりかい? やめときな! 俺を縛り首にした回数を覚えてるかい? 無人島に捨てた回数は? 錨に縛って海に沈めた回数は? あいにくと海の神様が俺を簡単に死なせちゃくれねえのさ! おい、新入りのじじい、そんな樽は捨てて大砲よこしな! 派手にぶっ放すぜ! 野郎ども! ――――「アルカニア号航海記」より 海種056/UC ミストドラゴン 昼。漂流船発見。甲板の上に虚ろな目の生存者数名。 水夫長が呼びかけるも救助を求める者なし。立ち去る。 夕刻。樽につかまって漂流中の老水夫を救助。 「毒を帯びた黒い霧の中で光る目がわしらを睨んでいた… それでみんな変になった! あれは生きてるんじゃない! あいつの保存食として生かされてるんじゃ!」 ――――貨物船イリア号の航海日誌より 海種075/SR セドナ 冬の海、酷い嵐の中、船内。ある者は遺書を書き、ある者は 樽に体をくくりつけ、ある者は神に祈りを捧げた。歌声と共 にいっそう船が大きく揺れた。『とうさんは、肥えた冬のア ザラシの味みたい… かあさんは、痩せた冬のアホウドリ の味がする…』どこにも掴まれず投げ出された船員は声の主 と共に死の国へ沈んでいった。 嵐の後、助かった老人は、灯台の光を見て涙をこぼした。 白焔と黒淵の神話 創造を司る白焔と、滅びを司る黒淵の神話 主人公はどちらの道を選ぶのか… 人獣038/UR クロノス 「父殺しの「罪」を背負う者よ…! わが子「ゼウス」を喰らいし者よ…! 来たれ…! そなたの「罪」を我に供するがよい…! 七日に亘り天空に現れた巨大な影は叫んだ。 それが終末の日の始まりだった。 神族038/UR ウラヌス それは今やただの残骸に過ぎなかった。 我が子の手で解体された破片の寄せ集めに過ぎなかった。 それでも太古の大いなる天空神はまだ生きており、 秩序と支配を叫び続けていた。 おのれのシステムが狂っていることを知らぬまま。 「我ニ供物ヲ捧ゲヨ… 我ノ言葉ヲ地ニ伝エヨ… 我ニ…」 神族044/UC ハリハラ 白と黒 昼と夜 正と邪 男と女 創造と破壊 問いと答え 二対なるもの全てここにある 我はそなたの鏡像である 白焔と黒淵の狭間で揺れる者よ どちらか選ぶなど無意味と知り そして選べ 己が開く扉の色を… 神族046/UC プロメテウス 私は人間たちに与えた… 「火」を「数」を「文字」を… 人間たちはそれに激しく苦しむことだろう… 「火」に怯え、「数」に追われ、「文字」に迷い… だが、やがてその奥の本当の英知に気づく者が現れる。 私はそれが『紅蓮の王』であることを祈っているよ。 そのとき人間は「パンドラの箱」の中身に打ち勝てるのだ… 神族057/UC カルキ 天に現れしは、世界の終焉を告げるもの。 それでも地を支配する王達は宴を続けた。 笑い、唄い、酒をあおり、奴隷に踊りを続けさせた。 空からの光に打たれて塔が崩れようと、城が崩れようと。 誰もが見て見ぬふりを続けた。 今日が世界の終わりだなどと誰も信じようとしなかった… 魔種038/UR ガイア ハーイ、坊やにお嬢ちゃん。楽しそうなパーティーね? 神に魔に不死に獣で殺し合いなんて可愛いわ… 私も混ぜてもらえる? イヤだなんて言わせないわよ? ほら、ウラヌスから切り取ったこの子ももうこんな… いまにも爆発しそうなくらいにガチガチよ! さあ! 英雄なら女ひとりくらい満足させてごらん! 魔種040/R 女媧 天地の五行は乱れ、もは「五色の石」をもっても正せぬ! 「白」が力を失い、「黒」が世界を呑まんとしている! そなたは知るまい。『大崩壊』が太古に一度起きたことを! わらわこそはかつてそれを鎮めた創世の力の顕現であるぞ! 戦士よ! 滅びを招く『黒淵の王』となる前に選ぶが良い! そなた自身が何者であるかを! 魔種084 【創造】ガイア 神と遭っては神を生み、魔と遭っては魔を生んできた… それが私という女…! 大地という創造者なのさ…! ああ、たまらないね! この子もこんなにいきり立って! さあ、『紅蓮の王』! 私に何を生ませてくれるんだい? 『白焔』でも『黒淵』でも構いはしないよ…! 私に言わせりゃ、あれは同じものの二つの顔さ! SP012 ガイア 天を覆う『神族』の王? 地に聳える『人獣』の王? カワイイわ。でもおイタが過ぎたみたいね、坊やたち。 悪い坊やにはママのお仕置きが必要だわ。 ビキビキにいきり立ったこの子で奥まで突き上げてあげる。 私が『紅蓮の王』についた理由? フフ… 分かるかしら? さあ! 子ネコみたいにお泣きなさい! SP013 クロノス 我は「時」…! 「輪廻」を食む…! 我は「業」…! 「罪科」を食む…! 我は既に「神」に非ず! 地を歩む『人獣』の覇王なり! 父よ…! 『白焔』を欲する「天空神」よ…! 死せる汝が、何故いま「神」たろうと欲する? 来たれ! 我は今こそ汝を喰らい、『黒淵』とならん! SP014 ウラヌス 浮上した天空神の残骸は多数の神魔霊獣の巣と化した。 天空神は自らを取り込み、新たな巨大な肉体を再構築する 素材に変えたが、その姿はより歪んだ異形であった。 数多くの魂を喰らい世界の様相を知った天空神の狂ったシ ステムが咆哮をあげた。 「進軍セヨ! 我ハ『白焔ノ塔』ヲ喰ラウ!」 SP黄泉神 「黄泉神」ヲ前ニ怖ジヌトハ気丈ナ娘ヨ… 気ニ入ッタ… 我ハオ前ニ憑コウ… オ前ノ敵ヲ喰ライ… オ前ノ道ヲ開コウ… ソシテ全テ終ワリシ時、オ前ハ我ガ伴侶トナル… 永劫ノ闇デ我ニ抱カレ… 永劫ヲ生キルノダ… ハ・ハ・ハ! ハ・ハ・ハ! オズの紅蓮の靴 人獣087/UC ドロシー 「カンザスの田舎町からこの世界に飛ばしてくれた竜巻に メッチャ感謝しちゃう! 願いを何でも叶えてくれるオズ陛下はどこにいるの!? この赤い靴でみんなの願いを叶えて貰いに行くわよ! さあ! ぶっ壊せ! ブリキ男!!」 人獣091/C カワードライオン きょ、今日も、い、いっぱい、や、やっつけたんだな。 ド、ドロシーちゃんは、きっと、ほ、褒めてくれるんだな。 ちょ、ちょっと可哀相な気もするけど、お、臆病なボクを きゅ、急に襲って、お、脅かしたり、ド、ドロシーちゃんに さ、逆らったりするから、い、いけないんだな。 で、でも、ぜ、全員ミンチはや、やり過ぎたかな…? 不死090/C スケアクロウ 脳みそ… 喰う… 昨日より… 賢くなる… たくさん脳みそ… 喰わなきゃ… 喰えばもっと賢くなれる… 脳みそ… 喰う… 『紅蓮の王』の脳みそを… オズ陛下の脳みそを… コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします いろいろ追加しました。 カードショップのスキャンを見ながらやったので誤植等あるかもしれませんが、気づいた方は直していただけると非常にありがたいです。 -- (名無しさん) 2012-01-28 04 31 25 乙です。 -- (名無しさん) 2012-01-28 12 12 25 白焔と黒淵の神話にカルキが抜けてるような・・・ -- (名無しさん) 2012-01-30 23 28 46 【絆】アマゾネスのところ、島の大群になってますww -- (名無しさん) 2012-02-16 18 55 39 鳥にしといた -- (名無しさん) 2012-03-28 10 59 38 アホか! -- (tanahashi) 2012-04-10 18 49 40 黄泉神はSPになると白焔と黒焔の神話に入るんですか?妖刀には入らないのですか? -- (名無しさん) 2012-07-01 14 50 46 紅蓮の国のアリスにジョーカーおじさんも追加すべき? -- (スペクター信者) 2012-12-05 13 18 52 風雷はSPいれないのか? -- (名無しさん) 2013-01-13 10 26 18 テティスのフレーバーテキストは画集のものも含めれば物語になるのですが、画集のフレーバーテキストを載せるのはNGですかね。 -- (名無しさん) 2013-01-19 23 52 00 名前 コメント すべてのコメントを見る
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スキル 種族 名称 なし 超獣 グレンデル,ニーズヘッグ,ケイロン,ワータイガー,ワーウルフ,レオントケンタウロス,ヨルムンガンド,カトプレパス,ライノケンタウロス,ドライアード,つちのこ,【残忍】セイレーン,ゲイター 亜人 ラース・ジャイアント,トロール,アサシン,【魅惑】ウィッチ,マンティス,【理知】コボルト 神族 やまたのおろち,アヌビス,ギリメーカラ,ティファリス,アフロディーテ,シームルグ,ペリ, 魔種 バハムート,オルトロス,ワイバーン,イフリート,オーガ,ガルーダ,ベルゼバブ,レオナール,ヒッポグリフ,サイクロプス,メデューサ,【猛鬼】ギガス,【蛮】酒呑童子,青龍,ロキ,サムヴァルタ 海種 リヴァイアサン,マカラ,テティス,【憤怒】アルビオン,ローレライ,【優雅】ポセイドン 機甲 フォーマルハウト,ベガ,【再興】ポルックス,【復帰】ツバーン 不死 スカルドラゴン,ファントム,スペクター,ドラゴンゾンビ,ブラムス,フライング・ヘッド,ドラゴンマミー,バンシー,アルプ,ブラックウィドウ ゲート 超獣 ヴォーパルバニー,【激昂】ワータイガー,バグベア,【狡猾】ハーピー,ケリュネイア,【進化】カトブレパス 亜人 メフィスト,ゴブリンアーチャー,バーサーカー,オークオラクル,オーク,ローグ,カイム,ドワーフ,覇王,クリフ・オーグル,コボルト,【狂】オークオラクル,ドルイド,処刑人 神族 オーディン,セラフ,ヴァーチュ-ズ,愛染明王,ゼウス,フェニックス,アルヒアンゲロス,麒麟,ユニコーン,ハヌマーン,エンジェル,セルケト,レナス,フレイ,アルテミス,サラマンダー,不動明王,ミネルバ,エルフ,アポロン,クロ,【覚醒】アポロン,ホルス,イセリアクイーン,ガブリエセレスタ,ブラフマー 魔種 ギガス,酒呑童子,木霊,ケルベロス,バジリスク,インキュバス,マンドレイク,アンヘル,エルダーワイバーン,雷獣,マイコニド,ミノタウロス,リリス,ゴーレム,ブラックドッグ,レッドキャップ 海種 わだつみ,シー・パンサー,ニクシー,みずち,キラーフィッシュ,ニクサー,スライム,水虎,シー・サーペント,ナーガ,シュクラケン,ブージャム,【誘惑】マーメイド,ケートス,スヨトロール 機甲 デネブ,スピカ,アルタイル,ポルックス,カペラ,ベテルギウス,レグルス,ツバーン,【自我】カペラ,デネボラ 不死 ヴァンパイアロード,ヴァンパイア,ネクロマンサー,フランケン,レイス,ゾンビホルスタイン,アンデッドスカラベ,スピリット,ゾンビ,スケルトンファイター,破戒神,重装暗黒騎士,レザード・ヴァレス,スケルトンアーチャー,マミー,死神,ニエ,【悟り】スペクター,【酷薄】ゴースト,スリーピーホロウ,ポイズンモス,ヴルコドラク サーチ 超獣 セイレーン,イエティ,クァール,ヴォーパルバニー,コカトリス,ケンタウロス,ワーライオン,バグベア,シペ・トテック 亜人 メフィスト,ゴブリンアーチャー,ウィッチ,オークオラクル,ゴブリンファイター,ローグ,カイム,シャーマン,マジシャン,ハーメルン,マグス,クリフ・オーグル,【狂】オークオラクル,【暴虐】トロール,リザードマン 神族 フェニックス,ガネーシャ,セルケト,フレイ,サラマンダー,ファラオ,【掌握】セラフ,クロ,フリースヴェルグ,ケプリ,【神秘】エルフ,エロス,アッシュール,ブラフマー 魔種 ギガス,酒呑童子,ケルベロス,ガーゴイル,グリフォン,キメラ,インキュバス,サキュバス,エルダーワイバーン,ミノタウロス,ゴーレム,バロル,アルラウネ,ぬえ 海種 わだつみ,クラーケン,トリトン,アクアライダー,ニクシー,マーメイド,ポセイドン,アリオーシュ,ナーガ,ブージャム,ケルピー,ウンディーネ 機甲 ポルックス,カペラ,リゲル,ミザール,【自我】カペラ 不死 デュラハン・ランサー,ダンピール,アンデッドバタフライ,落武者,ゴースト,ゾンビホルスタイン,ゾンビードッグ,レザード・ヴァレス,シャドゥナイト,カースドラゴン,暗黒騎士,ニエ,フック,ヴルコドラク,ヘル シールド 超獣 ハーピー 亜人 ウィッチ,バーサーカー,オーク,処刑人 神族 玄武,不動明王 魔種 ディアボロス,木霊,バジリスク,マンドレイク,グレムリン,マンティコア,マイコニド,【錯乱】キメラ,馬頭,牛頭 海種 アルビオン,オケアノス,スヨトロール,ウォーターリーパー 機甲 デネブ,レグルス,ツバーン,デネボラ 不死 ヴァンパイアロード,ヴァンパイア,ネクロマンサー,落武者,レイス,ゴースト,リッチ,ゾンビホルスタイン,スピリット,破戒神,重装暗黒騎士,マミー,【呪】ゾンビードッグ,ライル アルカナ 超獣 亜人 ドワーフ 神族 セルケト 魔種 マンドレイク 海種 機甲 デネブ,アルタイル,ポルックス,カペラ,レグルス,【自我】カペラ 不死 マミー スキル二持ち 超獣 ヴォーパルバニー,バグベア 亜人 メフィスト,ゴブリンアーチャー,ウィッチ,バーサーカー,オークオラクル,オーク,ローグ,カイム,ドワーフ,クリフ・オーグル,【狂】オークオラクル,処刑人 神族 ペガサス,フェニックス,フレイ,サラマンダー,不動明王,クロ,ブラフマー 魔種 ギガス,酒呑童子,木霊,ケルベロス,バジリスク,インキュバス,エルダーワイバーン,マイコニド,ミノタウロス,ゴーレム 海種 わだつみ,ニクシー,ナーガ,ブージャム,スヨトロール 機甲 アルタイル,ツバーン,デネボラ 不死 ヴァンパイアロード,ヴァンパイア,ネクロマンサー,落武者,レイス,ゴースト,アンデッドスカラベ,スピリット,ゾンビ,破戒神,重装暗黒騎士,レザード・ヴァレス,ニエ,ヴルコドラク スキル三持ち 超獣 亜人 神族 セルケト 魔種 マンドレイク 海種 機甲 デネブ,ポルックス,カペラ,レグルス,【自我】カペラ 不死 ゾンビホルスタイン,マミー コメント *編集が苦手な方はこちらへ訂正指摘等々、お願いします ver1.3まで反映…出来たはず。 念のため誤植指摘用にコメント欄も追加。 -- (名無しさん) 2009-05-17 18 09 11 神のサーチとゲートにペガサスが居ませんが -- (名無しさん) 2009-07-14 15 24 54 名前 コメント すべてのコメントを見る
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オンラインアップデート Ver4.205 最新のアップデート情報とアンカーは1番上に追加、またメニューでは日付の更新をお願いします。 バージョンアップ毎に、新たにページを作成してください。 「数値の調整」の編集について 変更された数値は、とても重要なデータとなります。修正前の数値情報をそのままにしていると利用者が誤解する可能性もあります。 当ページでの数値の詳細を記入された際は、随時他のページの編集または情報提供もお願いいたします。 リプレイ動画作成に関してのご注意 現在ご利用いただいておりますメインユニットでのリプレイ動画作成機能ですが、仕様上、バージョンをまたいでのご利用ができなくなっております。(例:Ver.4.001で動画作成予約をした動画はVer.4.002では動画作成ができません) リプレイ動画作成の際は十分ご注意ください。 リンク更新はこちら Ver4.2 Ver4.209(2019.02.28) Ver4.208(2019.01.31) Ver4.207(2018.12.20) Ver4.206(2018.12.03) Ver4.205(2018.11.08) Ver4.204(2018.10.31) Ver4.203(2018.10.02) Ver4.202(2018.08.30) Ver4.201(2018.07.26) Ver4.200(2018.06.28) Ver4.1 Ver4.105(2018.05.31) Ver4.104(2018.04.26) Ver4.103(2018.03.29) Ver4.102(2018.03.01) Ver4.101(2018.01.31) Ver4.100(2017.12.14) Ver4.0 Ver4.013(2017.11.01) Ver4.012(2017.10.12) Ver4.011(2017.09.21) Ver4.010(2017.08.31) Ver4.009(2017.08.09) Ver4.008(2017.08.03) Ver4.007(2017.07.19) コメント欄 Ver4.205(2018.11.08) ◆参照元:「緊急オンラインアップデートが実施されました[20181108]」 バージョン表記 Ver.4.205 【バージョン表記】 【不具合の修正】 『ロード オブ ヴァーミリオン IV』は11月8日(木)に緊急オンラインアップデートを行いました。 アップデート内容は以下のとおりです。 【バージョン表記】 Ver.4.205 【不具合の修正】 海種2-007「シヴァ」のアビリティ「ダイヤモンドダスト」で与える固定ダメージ値が、本来の値よりも少なくなってしまっている不具合を修正しました 使い魔カード登録画面で使い魔カード6枚を2種族以上で登録し、創魔カードを使い魔カードとは異なる種族で登録した際に、対戦開始時に得られるマナが本来とは異なる値になる不具合を修正しました
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/2997.html
オンラインアップデート Ver4.105 最新のアップデート情報とアンカーは1番上に追加、またメニューでは日付の更新をお願いします。 バージョンアップ毎に、新たにページを作成してください。 「数値の調整」の編集について 変更された数値は、とても重要なデータとなります。修正前の数値情報をそのままにしていると利用者が誤解する可能性もあります。 当ページでの数値の詳細を記入された際は、随時他のページの編集または情報提供もお願いいたします。 リプレイ動画作成に関してのご注意 現在ご利用いただいておりますメインユニットでのリプレイ動画作成機能ですが、仕様上、バージョンをまたいでのご利用ができなくなっております。(例:Ver.4.001で動画作成予約をした動画はVer.4.002では動画作成ができません) リプレイ動画作成の際は十分ご注意ください。 リンク更新はこちら Ver4.2 Ver4.209(2019.02.28) Ver4.208(2019.01.31) Ver4.207(2018.12.20) Ver4.206(2018.12.03) Ver4.205(2018.11.08) Ver4.204(2018.10.31) Ver4.203(2018.10.02) Ver4.202(2018.08.30) Ver4.201(2018.07.26) Ver4.200(2018.06.28) Ver4.1 Ver4.105(2018.05.31) Ver4.104(2018.04.26) Ver4.103(2018.03.29) Ver4.102(2018.03.01) Ver4.101(2018.01.31) Ver4.100(2017.12.14) Ver4.0 Ver4.013(2017.11.01) Ver4.012(2017.10.12) Ver4.011(2017.09.21) Ver4.010(2017.08.31) Ver4.009(2017.08.09) Ver4.008(2017.08.03) Ver4.007(2017.07.19) コメント欄 Ver4.105(2018.05.31) ◆参照元:「オンラインアップデートが実施されました[20180531]」 バージョン表記 Ver.4.105 【システムの追加】 使い魔のバランス調整▼下方修正 ▲上方修正 システム調整 【システムの追加】 ストーリーモード「運命の樹」シーズン2の追加 システムボイスの追加 以下のシステムボイスが追加されました。 玄奘三蔵 猪八戒 使い魔のバランス調整 ▼下方修正 対象使い魔 変更項目 修正内容 ベルダンディー 武装ボーナス 血漿武装時防御力:+20→+10 ルシフェル 武装ボーナス 血漿武装時攻撃力:+30→+20 魔術の女神ヴァッハ神 ヴァッハの眩耀 攻撃力:+15→+10防御力:+15→+10精神力:+15→+10 ▲上方修正 対象使い魔 変更項目 修正内容 ヴァン・ヘルシング ストックスイッチA タワー駐留時の効果:人獣の攻撃力が+15→+20 アポロン PSYダメージラッシュ 精神攻撃力:10→13 青面獣楊志 アーツ「青獣大爆影」 効果範囲:1800→2500 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力 +50→+60 アラネア シュトースシュペーア 追加アタッカー属性ダメージ:80→140 ラミア 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力 +50→+60 ダークアリス 悪夢の国のアリス 射程射距離:+20%→+30% オトタチバナ 火中に立ちて問ひし君 攻撃対象コスト別追加固定ダメージ コスト40~60 15→20コスト70~90 20→30 応龍 武装ボーナス 血晶武装時攻撃力が+20→+30 わだつみ PSYダメージプラス 精神攻撃力:10→15 ナタ太子 ファイターヘイストA 攻撃速度:-30%→-70% リュドミーラ 水面に映る黒き花嫁 精神攻撃力:5→10 ハデス 武装ボーナス 血晶武装時防御力:+30→+40 死王冥掌 毒ダメージ 最大10回ダメージ→最大20回ダメージ施設内回復力効果低下時間 10秒→20秒 メリーウィドウ ポイゾアタック 毒ダメージ:秒間7→10 イェグ ティコティコ レイド効果時間:約1.3倍→約1.5倍 システム調整 変更項目 変更項目 修正内容 血晶アビリティ調整 ダメージプラス 固定ダメージ:2→3 カード追加バージョンアップを目前に控えた今回は、現在のカードプールによって築かれた環境の総括として、ある程度現環境を維持しつつ、細部を整えて採用される使い魔の候補が増えることを目指した調整となります。 そのため、Ver4.1リリース以降、一度も上方修正の対象とならず、デッキに採用される機会の少なかった使い魔を中心に上方修正が行われ、同時に一部突出した結果を残している使い魔にのみ下方修正が為されました。 シンプルに使い勝手の向上した使い魔がたくさんいますので、血晶アビリティ「ダメージプラス」の上方修正とあわせて現カードプールを見直し、改めてデッキ構築を楽しんでいただければ幸いです。 バランス調整内容は5/29(火)19 00~21 00に実施される「公式サポーター飛鳥☆のLoV4配信プレイ!」にても公開されています。 飛鳥☆さんのインプレッションが気になる方は、ぜひ配信をご覧ください。配信ページはこちら ⇒ https //www.openrec.tv/user/OVER_The_LORD ●「公式サポーター飛鳥☆のLoV4配信プレイ!」とは? 『ロード オブ ヴァーミリオン IV』をタイトーステーション溝の口店からプレイの様子や解説を行う配信を毎週火曜日に実施中!ゲストにトッププレイヤーや、「目指せヴァーミリオンリーグ!」を掲げる早山可奈子さんをお迎えして、LoV4を楽しむ配信です。 アーカイブはOPENREC.tvやFRESH!などで無料(会員登録も不要)で試聴できます。また、配信は併設のMEGARAGEでも見学可能。飲食可能なスペースですので、ご友人などをお誘いの上、ぜひご来店ください! 【公式モバイルサイト関連】 サーバントストーリーズ短編追加 episode:SP~宙天の月姫~「犬士流転・序」 ※上記コンテンツは公式モバイルサイト「LoV4.net」メンテナンス終了後に閲覧が可能となります。 ※「サーバントストーリーズ」は有料・無料会員どちらでも閲覧可能です。 【不具合の修正】 アビリティ「セフィPSYカット」が精神力ダメージ以外の一部ダメージを軽減してしまう場合がある不具合を修正 公式モバイルサイト「LoV4.net」にて「LoV4」主人公を購入した際、「LoVRe 3」主人公購入時のデフォルト背景「Block1」が設定されてしまう不具合を修正 ※本不具合の補てんとして、「LoV4.net」有料会員の方に背景「Block1」が付与されます。 +編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします 名前 コメント 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。 wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。 +コメント *雑談や使用方法などの相談にご利用下さい ミスがありました。ハデスの武装結晶ボーナスの所、ヴァンの効果になってます -- 名無しさん (2018-06-03 17 55 32) ご指摘どうもありがとうございます。修正しました。 -- 名無しさん (2018-06-03 21 02 57) 名前 コメント